苦い恋愛を経験した若い娘が理想の男性像について述べているだけの本、あるいは、昭和の臭いのするいわゆる「熟年離婚」の危機にさらされている人が読む本だと感じた。
すでに交際相手がいる男が、ヘマをやらかさないためには活用できそうだが、「魅力ある男」を読んで意中の女性をゲットするのは無理だと思う。なぜなら、すでに自分に夢中になっている相手にしか効果がない手法ばかりだから。
-追記-
現在独り身なら、この本の女性の場当たり的な発言に振り回されるような男にはなるべきでない。もっと心理学を基にした本をお勧めする。
女性とは本能的に「安心感を与えてくれる男」、「楽しませてくれる男」が好きであり、男なら姿勢や堂々さ、目力(めぢから)、張りのある声あるいはやさしそうな声、センスの良いファッションや髪型といった部分を磨くべきだろう。
この本に登場する女性たちは、これらの基準を当然のようにクリアした男性がその女性の彼氏になったという前提で、内面的な理想を追っている、というカラクリに気づかねばならない。
モテる男(恋愛経験の浅い女にモテる外見だけ飾った男)に限って社会的行動が非常識なことが多いため、この本に登場する女性に注文をつけられてしまう。
ですからこの本に書いてあることは至極当然のことで、我々「大人の男性」にとっては陳腐な内容。だが、男子大学生や男子高校生が「社会人」へ成長するためには良い教科書になるかもしれない。
また女性にとっては気持ちいい本だと思う。
よってこの本は読者によって評価が大きく変わってくる。