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女性兵士 (講談社文庫)
 
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女性兵士 (講談社文庫) [文庫]

加藤 健二郎
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

いい女に会いたければ戦場に行け!    自ら戦地に赴き、そこで生き抜くのは、どんな女性なのか。戦場ジャーナリストである著者が、過去に出会った女性兵士たちの姿を描く痛快ルポ。<文庫書下ろし>

内容(「BOOK」データベースより)

16歳のニカラグア女性高射砲部隊リーダー、元ミス・クロアチア、セルビアの狙撃兵姉妹…彼女たちはなぜ兵士になったのか?軍事好きが高じて戦場ジャーナリストとなり、紛争地域を渡り歩いてきた著者が、戦いに魅せられた女たちとの日々を綴る。濃密な戦場描写と冷静な観察眼が光るルポ。

登録情報

  • 文庫: 256ページ
  • 出版社: 講談社 (2010/12/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062768178
  • ISBN-13: 978-4062768177
  • 発売日: 2010/12/15
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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単なる取材ルポではないところが迫力と愛情に満ちている。

 戦場で出会った女性兵士に男としての感情移入をしていき、戦争そのものとも感情豊かな関わり方をしてゆく、そういう体験告白や感情描写が怖いほどリアル。また、戦争に惚れ込む男を、戦争国の女性たちが家族のように扱う。日本のように戦争を知らない国から善悪論だけ唱えてる人には、想像もできない「戦争との付き合い方」の珍著。戦争国の女性に、「あなたは戦争が恋人」とまで言わせてしまう。「戦争が、また会いにきてほしい」と言ってくるようだ、と。実際の戦場に飛び込んだ著者の言葉で、これほどセンチメンタルになるとは、他の戦場体験モノや取材記からは逸脱している。

戦争に恋する著者の言葉から、戦場の怖さがより生々しく伝わってくる。
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By beso
本書は1988年から1998年にかけて戦場や軍での取材をまとめたもので、文庫のための書き下ろしです。

タイトルこそ「女性兵士」ですが、兵士として戦う女性の生き方を深く掘り下げたドキュメントではありません。
本書に対するイメージと実際の内容にはギャップがあり、著者もあとがきで『「たまたま」から始まったものが多く〜』と記しています。
ただ、過去の取材体験に対して後から変に意味づけを行い、無理に帳尻を合わせようとしなかった点は好感が持てます。
時には文章から何か古臭さを感じてしまうこともありますが、それはその時代を上手に描写しているとも言えるでしょう。

本書は戦場のレポートとしては完成度が高く、描かれた戦場の状況はリアリティに溢れています。
例えば、第一次チェチェン紛争では著者はチェチェン側から取材を行いました。そこで取材対象であった兵士の死を目の当たりにしたり、毒性のある化学物質を吸い込んで体調を崩すなど過酷な体験をしています。
宮嶋茂樹氏は「従軍取材は強いほうに付くのが鉄則」と著書の中で記しています。戦場で死ぬリスクを少しでも減らすために、攻撃されるリスクが少ないほうに付くということです。
加藤氏は制圧される側のチェチェンから取材を行っているわけですから、大変な危険を冒して取材を行っていたことが分かります。

「女性兵士」というテーマでは掘り下げの浅さを感じますが、軍や戦場の取材レポートとしては面白い読み物です。
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By 江口哲学 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
Amazonが確認した購入
本書は、著者が実際に戦場や軍隊内で体験したことを書いたものである。普通、この手のものはレポートという体裁をとっていても、イデオロギー色が抜けないのだが、本書からはイデオロギーというものがほとんど感じられない。感じられたのは、戦時でも平時と変わらない男女の本能である。

「戦争もの」に分類しないほうがいい著作である。副題をつけるとしたら『女性の上手な誘い方―軍隊編』とか『桃色の戦場レポート』といったところか。
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