60年代に仏・伊映画で活躍したカトリーヌ・スパークというとてもかわいくきれいな女優さんがいたのですが、彼女が60年代の素敵なファッションでこれでもか状態に魅せてくれる、セックスコメディです!あのころのファッション、大好きなのですが、彼女がきれいでかわいくて、スタイルもとても素敵なので、もう、ため息の出るような、イタリアン・ファッションです!!!色も形もきれいで、ポップで夢があって、おしゃれです。で、品ももちろんあります。
大きな甘い瞳、フロントは切って、ロングの髪、スレンダーな肢体・・・若くしてお金持ちの未亡人になり、夫が実は自分の知らないところで、過激なセックスを楽しんでいた、と知り、そういったことの研究書を入手して、自分もその世界を探るべく男をひっかけまくります。
その心理学のセックス研究書でも、付き合う男たちの発言でも出てきますが、本来人間は過激なセックスをしてみたい、という気持ちをどんな人でも少しは持ち合わせているのでしょう。だけど、様々な理由で実行には至らない。でも、秘密に実行して自分を解放している人もいる。カトリーヌ・スパークはきれいだし、過激なセックスも、映画として60年代の想像させる描き方で描かれているので、拒絶したくなる画面を見せられることもなく、想像での開放感もあり、見ている観客も架空に刺激を受けちょっと解放される、ある意味癒しの映画です!
でも、話として、そのままかわいいミミ(主人公)がたくさんの男とのセックス遍歴を重ねているだけでは、つらい話になってしまいます。で、ちゃんとジャン・ルイ・トランティニャンというまじめだけど包容力もある男が現れて、ミミのことを受け止めてくれます。彼らの出会いもキュートだし、近づいていく過程も作戦があって、どうなるのかなー、とわくわくします。
ミミは男におんぶとかお馬さんごっこをしてもらうのが、すごく快感なのだ、という自分の感覚に気づきます。
どんな夫婦も、私は夫にこうしてもらうのが快感、というスキンシップの仕方、を探って見つけておく、人生の中でセックスや夫との感触としてのかかわり方を、研究しておくのも人生を楽しくする一つのポイントでありましょう!
カトリーヌ・スパークを見れること、60年代ヨーロッパの(上流の)素敵なファッションを見れること、60年代ヨーロッパの小粋な映画のテイストに浸れること(音楽も含めて)、セクレタリーという新しい映画にもありましたが、立派な常識を保っている人間に隠された、実はちょっとおかしな性癖が、男女間や人生のスパイスにもなること、などを、とてもキュートに見せてくれるとてもきれいでおちゃめな楽しい映画です。