女性の需要を得ようとする場合、パステルカラーや花模様を採用したり、通常の製品のライトバージョンを生産しがちだが、著者はこうしたステレオタイプな仕様を「ピンクの発想」と否定する。女性の購買意欲をかき立てるには、巧妙で洗練されたアプローチが必要。言葉やイメージで女性向けと分かる「目に見えるアプローチ」、女性のニーズに合わせて工夫しつつ、製品・サービスにはあえて女性向けのレッテルを張らない「透明なアプローチ」を検討すべきとする。ジレットの安全カミソリ「ヴィーナス」、ホーム・デポの店舗などの例を挙げ、それぞれのアプローチを詳しく解説する。
世代別、ライフステージ別の女性の購買の特徴やオンライン上での女性顧客とのつき合い方も紹介。ゆくゆくは女性顧客をパートナーとして囲い込み、女性「向け」ではなく、女性「との」マーケティングへと転換することが必要と説く。
(日経ビジネス 2005/09/19 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
会社では、働く女性や女性企業オーナーが増えている。
家では、夫や父母、子供の買い物まで女性が仕切っている。
一見マッチョなDIY(日曜大工)業界でも、
すでに顧客の過半数が女性!
いまや市場の大部分の意思決定者は、実は女性なのだ。
しかし、いままでのマーケティングは男性心理に寄ったもので、
うまく女性の購買意欲をそそることができないでいる。
それどころか、一生懸命マジメに考えた挙句、
「ピンク」「花柄」といった
「あからさま」なステレオタイプの仕様にたどりつき、
ソッポを向かれるケースすらある。
では、どうすれば女性消費者をとらえられるのか?
女性の「思考と行動」を徹底解剖、
新しいアプローチを提唱する!
◆女性はどこで「買う気」になるのか?
女性は「衝動買い」が多い? ブランドに弱い?
あるいは、激安商品ばかりを漁るケチ?
どれも正解であり、不正解。
女性の意思決定は、一見すると複雑怪奇だ。
女性には、女性ならではの意思決定のルートがある。
一人何役もこなしているので、ある役割で得た情報が、
一見まったく異なる別の決断を左右することもしばしば。
心理や脳の違い、世代、ライフステージ…
さまざまなファクターを本書が一気に解き明かす!
キーワードは、「あからさま」から「さりげなく」へ――
一歩踏み込んで真のニーズを汲み上げ、
それをさりげなく提示した者が勝者となる!
「買う決断に至るまで」を解明、女性マーケティングの決定!
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