登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
29 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
作品自体は良かったのに・・・。,
By
レビュー対象商品: 女彫刻家 (創元推理文庫) (文庫)
ミネット・ウォルターズの2作目で、映画化もされている本書。映画はずいぶん前に観ているので、今更ながらですが原作を読みました。 内容自体は全体にウォルターズらしいある種の不気味さを漂わせつつ、 驚いたのが巻末の『ミネット・ウォルターズ論』なるもの。 しかもご丁寧に何章何ページと注釈つきでの批評。 どんな方針でこういった『ミネット・ウォルターズ論』を
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「羊たちの沈黙」に負けず劣らずの面白さ!,
By
レビュー対象商品: 女彫刻家 (創元推理文庫) (文庫)
『羊たちの沈黙』の服役囚レクター博士が裕福なエリート学者だったのに対し、この作品の服役囚オリーブは家庭環境も職業も容姿さえも恵まれない哀れな女性である。自分の母親と妹をめった切りにして殺した罪で服役しているこの女性のドキュメンタリーを書くようにエージェントから迫られたロズは、渋々面会に訪れた。ロズは自らの不幸な境遇に共鳴する部分をオリーブに見出した為か不思議とオリーブに惹かれてゆく。やがてオリーブの無実を確信したロズは彼女の弁護士の不実を暴き真犯人を見出しオリーブを救い出すが・・・とにかく得体が知れず、不気味な言動を繰り返すオリーブ。仕事も恋愛も自分の勘だけを信じて危険を顧みずに突き進む勇敢さと、過去に触れられた途端に崩れる脆さをあわせもつロズ。この二人の駆け引きにぐいぐいひきつけられる。さらには元警官で現在はレストランのオーナーシェフであるハルがなんともいい男でロズならずともメロメロにさせられそうである。登場人物がきちんと細やかに描かれており、それがミステリーに深みをもたせている。最後の一頁まで堪能できる濃厚で上質なミステリーです。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
怪物の造詣,
By
レビュー対象商品: 女彫刻家 (創元推理文庫) (文庫)
オリーブという圧倒的な怪物と熱血レディのロズ、謎の元警察官ハルの三者の行動がロズの視点をベースに、時にハルの視点、時に作者による神の視点に移り描かれることにより、二つのミステリーが進行していく作品。若干翻訳に難があるためか、特にハルに関わる謎がぼやかされてしまい、単純な恋愛劇になってしまっているのが惜しい。ハルはもっと重要な役割を担っているのだが、この翻訳ではそこまでの説得力がない。 だが、その難点を差し引いても、この作品が成功しているのは、オリーブの造詣が素晴らしいからだと思う。ブードゥ呪術的な要素も絡め、オリーブは徹底的に怪しげで奇怪である。ロズの視点からではなく、神の視点で描いた時にこそこのオリーブの真価がわかる。この造詣に触れるだけでも一読の価値はあると思う。恐らく本当の彼女を知っていたのは牧師だけだったのではないか。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|