本作のパッケージはなかなかカッコいい。しかし良いのはそのパッケージデザインだけだった(笑)。GPミュージアムもついにブルーレイ進出で、今後プログラムピクチャーがどんどんHD化されるのだろうか。ただし、映像/音声ともにブルーレイの特性を活かしきれず、DVDでも十分かな、という感じだ。コストの関係から撮影時の同時録音が多い製作会社だが、舞台が渋谷・新宿あたりの路上ロケなので、周りがうるさくセリフが聞き取れないのが難点。ヒロインの梶原麻莉子は必死さは伝わるものの、まだ芝居に対する発声じゃない。磨けば光るかも知れないので、今後に期待だろう。主役のゾンビハンター・高部あいは、キャスト中で唯一の「スター」であり、まあ鮮やかとは言えないが(笑)頑張って殺陣を決めていたと思う。GPミュージアム御用達の小沢兄弟などの威圧感にも押されず、女子高生キャスト3人の中ではセリフまわしも一番だった。しかし、ゾンビの源流はどこなのか、ホストとは何なのか、高部あいもゾンビ側なのになぜ人間を助けるのか、小沢和義はゾンビなのか、なぜアイリンという名前で、鈴を首から下げているのか、などの説明がないため(少ないのではない。1秒もない)、よくわからない話ではあった(笑)。恐らくGPのことだ、続編以降で解説するからね、ということなのだろう。それから、せっかくのHDなのにメイキングや舞台挨拶の類がこれまた1秒も収録されていないのは不満だ。ゾンビものの裏舞台は大抵、スタッフ&キャストが楽しみながらやってることが多いので、そのあたりは観たかったなあ・・・。まあ「スケバン刑事」が好きな方にはお勧めします。星は2つ。