このシリーズは「もしドラ」の元祖と呼ばれる軽いタッチのビジネス小説ですが、今回は経営戦略をテーマにしています。「孫子」や「ランチェスターの法則」といった戦術面から、ポーター、コトラーなどの企業経営に関わる戦略までが、ストーリーの中でわかりやすく紹介されています。これなら「経営戦略の勉強はまだ先」と思っている若手社員でも、読んでおく価値があると思います。それに小説の中で企業が置かれている状況が、今の日本のメーカーが直面している状況そのものですから、企業のトップの方にとってもなんらかのヒントを与えてくれるのではないでしょうか?
あと、帯にある「今回は、ちょっとミステリー」ですが、本当にビジネス小説とミステリーを合体させているのには驚きです。これから、このスタイルのビジネス小説が流行るのかも知れませんね。