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女子校育ち (ちくまプリマー新書)
 
 

女子校育ち (ちくまプリマー新書) [新書]

辛酸 なめ子
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

女子一〇〇%の濃密ワールドで洗礼を受けた彼女たちは、卒業後も独特のオーラを発し続ける。インタビュー、座談会、同窓会や文化祭潜入などもまじえ、知られざる生態をつまびらかにする。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

辛酸 なめ子
1974年東京都千代田区生まれ、埼玉県育ち。漫画家、コラムニスト。祖母、母、妹が全員女子校出身という宿縁の女子校一家に育ち、自然な流れで女子学院中学高校に進学、女子校ライフを満喫する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 191ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2011/3/9)
  • ISBN-10: 4480688587
  • ISBN-13: 978-4480688583
  • 発売日: 2011/3/9
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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20 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 かなり笑ってしまいました, 2011/4/15
By 
FreshAir - レビューをすべて見る
(トップ10レビュアー)    (殿堂入りレビュアー)   
レビュー対象商品: 女子校育ち (ちくまプリマー新書) (新書)
なんだ、この本?
そう思いながらぱらぱらめくって、爆笑して、そのまま買ってしまった。

よく見るとエピソードの時代がバラバラで、かなり古いのもあるし、ちょっと極端な例過ぎない?とかいろいろ思いましたが、まあ、そんなことはさておいて、変です。おかしいです。笑えます。

ミッション系とか、系列校とか、お嬢様系とか、ちょっと強引な学校別の説明は、ステレオタイプな分類に徹している点が面白いです。「みんなのおうちにもヘリあるの?」「みんなはどこに別荘があるの?」とか、読みながら思わずのけぞります。そして、学園祭で真面目に科学研究の説明をしている少女たちを見ながら、彼女たちの推定処女率を考えている著者の屈折した分析力がいい味出しています。変化球満載です。

学校別お掃除事情のレポートなんて、男は普通は思いつきません。流石です。お嫁さん選びの時にはぜひ参考にしてください。私はもう手遅れなのが残念。また、自身の悶々とした女子校時代の経験を重ね合わせながら、インタビューの回答の行間を鋭く読みとる力はネンキ入っててなかなかのもの。時々入っているOBたちのアンケート結果は、ついついじっくり読んでしまいます。

わざわざ男子校の学園祭に潜入して男女の出会いの様子を観察したりと、女子校生たちにとって危険な野獣である男子生徒側への取材にも怠りはありません。どうでもいいけど、某男子校の学園祭のまな板ショーの様子はかなり笑いました。また、学校外での塾や予備校を通じての男女の出会いについてのチェックもしっかり。また、女子校で働く男子教師はたいへんそうです。一流の女子校卒業生の同窓会に加わった様子も報告してくれています。

気軽に楽しみましょう。そういう本です。
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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 男子にとっての永遠の謎。, 2011/3/16
By 
餅太郎 ((東京都新宿区)) - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: 女子校育ち (ちくまプリマー新書) (新書)
男子高校生だったころも、
そして今も、女子の生態というのは謎だ。

だから気になって手にしたが、
とにかく、辛酸さんのすっぱいコメントもよいのだが、
それを上回る女子たちの生きざまにため息が出た。

女子高のあり方って、
間違いなく、男子校と対になっているとおもう。
辛酸さん、男子校のルポはどうですか?
ただ、プリマーのラインではない気がするが。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 中学からの六年を過ごすからこその日常, 2011/4/9
レビュー対象商品: 女子校育ち (ちくまプリマー新書) (新書)
中学入試を突破して初夏の頃に行われる大手進学塾の合格者による学校紹介では、「ごきげんよう」と誇らしく高らかに挨拶する子、ガリ勉タイプ、天真爛漫…とすっかりそれぞれの学校色に染まり始めている…。

筆者は中学受験を経て、東大合格率も高い中高一貫の女子校に入学。制服もなく浪人生に間違われるような学生生活を送る。

その反面、他の女子校では制服や人脈、ブランド力をフルに発揮して悪い遊びに夢中になる毎日を送りながら、テーブルマナーや社交術は幼い頃から叩きこまれているので大人の前では抜かりなく「いい子」に切り替わる術を身につける子、女子校ならではの「ごきげんよう」の挨拶に酔いしれた頃、別荘や夏休みの海外旅行や高額のお小遣い、ブランド品を持っていることなどは別に自慢ではなく、むしろ当たり前な幼稚園や小学校から通っている「本当のお嬢様」がたくさんいる中に入ったことに気づいて残酷な学生生活を過ごす子、制服がダサく着こなしようもなく、渋谷に行ってもブス扱いされるためひたすら勉強に励むことから学校の進学率もあがるなど、中学から入った女の子にしかわからない日常が描かれているのが大変興味深い。

進路も「本当のお嬢様校」は一流大学に入って有名企業に就職するものの、家にお金があるのでお金を稼ぐことに関心がなく事務職を数年やって退社して結婚、「超進学校」は結婚に頼らず自分で稼いでむしろ旦那さんの稼ぎで食べようという考えすらない。女子だけの中で花形の生活を送って念願の大学でのキャンパスライフでは男性との接し方がわからず、合コンで学校名を言ったら男性に引かれ、就職したら仕事に燃えて婚期を逃す。

どの学校にも共通しているのは同窓生の団結力の強さ。中学生の頃通っていた塾の先生が筆者と同じ学校出身だったのですが、東京での同窓会にわざわざ田舎から毎回出席していたのは何故だったのだろう…とあの頃は思いましたが、前半を読んでいて謎が解けました。

中学受験を考えている親御さんにもおすすめの一冊。学校説明会よりよっぽどわかりやすいです。

あとこの内容で「関西編」「中部編」もやって欲しい。関西はもっとすごい女子校がたくさんあると思うので。
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