なんだ、この本?
そう思いながらぱらぱらめくって、爆笑して、そのまま買ってしまった。
よく見るとエピソードの時代がバラバラで、かなり古いのもあるし、ちょっと極端な例過ぎない?とかいろいろ思いましたが、まあ、そんなことはさておいて、変です。おかしいです。笑えます。
ミッション系とか、系列校とか、お嬢様系とか、ちょっと強引な学校別の説明は、ステレオタイプな分類に徹している点が面白いです。「みんなのおうちにもヘリあるの?」「みんなはどこに別荘があるの?」とか、読みながら思わずのけぞります。そして、学園祭で真面目に科学研究の説明をしている少女たちを見ながら、彼女たちの推定処女率を考えている著者の屈折した分析力がいい味出しています。変化球満載です。
学校別お掃除事情のレポートなんて、男は普通は思いつきません。流石です。お嫁さん選びの時にはぜひ参考にしてください。私はもう手遅れなのが残念。また、自身の悶々とした女子校時代の経験を重ね合わせながら、インタビューの回答の行間を鋭く読みとる力はネンキ入っててなかなかのもの。時々入っているOBたちのアンケート結果は、ついついじっくり読んでしまいます。
わざわざ男子校の学園祭に潜入して男女の出会いの様子を観察したりと、女子校生たちにとって危険な野獣である男子生徒側への取材にも怠りはありません。どうでもいいけど、某男子校の学園祭のまな板ショーの様子はかなり笑いました。また、学校外での塾や予備校を通じての男女の出会いについてのチェックもしっかり。また、女子校で働く男子教師はたいへんそうです。一流の女子校卒業生の同窓会に加わった様子も報告してくれています。
気軽に楽しみましょう。そういう本です。