作者の松本次郎の作品の中でも出色の作品。
その独特な世界観の構築に圧倒されました。
なによりメカのギミックがイイ!
絵を見てるだけでわくわくしました。
とにかく女子高生型ロボの激しいアクションも素晴らしですが、
作品のテーマというか(作者の意図かどうかわかりませんが)メッセージに考えさせられます。
現代人のディスコミニケーションや、ネットやケータイからのみ情報を得て一喜一憂している人たちの愚かさは昨今の日本の状況を想起させるし、
主人公達女子攻兵のパイロット達の置かれてる状況は、放射能汚染での差別問題を想起させます。
現代日本の解決困難な問題をSFという手法を使って描きだそうとしている試みだと思う。しかも何が正義で何が悪かを単純に色分けしない。
その作者の心意気に☆4つ。
2巻以降、さらなる深化に期待します。
松本次郎は意外に社会派であった。