書かれている内容はほどよくマニアックで
鉄好きには好感を持って迎え入れられるもの。
とはいえ、のわぁんとした文体で綴られているから、
旅好きやエッセイ好きの人でも、とっても楽しく読める本。
とはいえ、中には女性専用車両や痴漢問題とった
まさに「女子と鉄道」ならではの話題も出てくる。
そういえば鉄道って、
マニアックな好奇心を満たしてくれるだけのものでも
日常を離れた旅心を演出してくれるだけのものでもなく、
多くの人にとっては、日常の一部に当たり前に溶け込んだ
ごくごく身近で、社会的な存在だったということに、
この本を読みながら、今さらながら気づいた。
だから、新鮮な気持ちで読めて、なるほどなぁと思わされて、楽しかった。
ついでに、
ローカル線乗りたさにわざわざ時間かけて出かけてきて、
肝心の車中ではほとんど居眠りしている著者に
かなり笑ってしまった。