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女女格差
 
 

女女格差 [単行本]

橘木 俊詔
5つ星のうち 2.9  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,890 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

低学歴と高学歴、結婚と非婚、正社員とパート、美人と不美人・・・・・・。
どれほど差があるのか? その差は不公平なのか?
格差問題の第一人者が鋭く迫る

内容(「BOOK」データベースより)

どのような親のもとに生まれるのか、教育をどこまで受けるのか、結婚するのかしないのか、離婚するのかしないのか、子どもをもつのかもたないのか、専業主婦になるのか働き続けるのか、総合職か一般職か、正社員かパートタイマーか、美人か不美人か…。女性の人生でのさまざまな格差を検証し、その差が合理的なものなのか不公平なものなのかを分析する。

登録情報

  • 単行本: 344ページ
  • 出版社: 東洋経済新報社 (2008/6/13)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4492222839
  • ISBN-13: 978-4492222836
  • 発売日: 2008/6/13
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.9  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 倒錯委員長 トップ500レビュアー
形式:単行本
 男女間に横たわる性差というのは、これまでいろいろな差別を産んできたが、著者いわく女と女の間にも、男女ならぬ「女女格差」があるらしい。本書は、いろいろな統計、調査を元に、出身階層、教育、結婚、離婚、子ども、労働、はたまた美貌の有無まで、さまざまな観点から、女と女という同性同士の間に歴然とある格差を捉える。

 ・・・しかし読んでみると、それほどインパクトはない。よくよく考えてみれば、男同士の間にだって、格差はあるのである。非正規雇用でヒィヒィ言ってる青年もいれば、キーボードをちょこっと叩いただけでウン千万をたたき出す六本木ヒルズ在住セレブ男だってこの世には同居する。そこには、本書で論じられる女女格差の要因と全く同じ、生まれた階層や学歴などの影響があるのだ。でもこの本のような問題のとらえ方だと、あたかも男と男の間の格差、すなわち「男男格差」がまるでないもののように思わされる。

 「女性を扱うなら美人・不美人の格差も論じることが必要」と人に言われ、それを9章で扱っているが、それにしたって男も今の時代は外見に気を使わないと、気を使っている人よりも不利になる可能性だってある(キモメン、非モテというように)。ただこの章は、美貌という主観的な要因を無機質な経済学的分析に当てはめるということによって生まれるコントラストが、皮肉なことに、無味乾燥な分析で埋まる他の章よりも面白かったのだが。

 あとこの本の「女女」に関する取りこぼしがあるとすれば、女性、というよりか「母親」について。世には、子供の成長いかんによって、自らの人生さえも評価してしまう人がいる。それほど女性にとって子供の行く末が重要なのだといえるが、それをあつかった箇所がなかった。子供についての章はあったものの、それは「子供を持つか否か」、そして「何人欲しいか」といった出産・育児という最初の段階の話に終始しているため、「その子供がどのように育ったか」、そして「その母親はどうなっていくか」というのも知りたかった。もしかして、そのようなことを追った調査がなかったのかもしれないけど。

 著者が言うように、女性の場合は「妊娠・出産」や「結婚を機に仕事を辞めるか否か」といった人生の岐路が男性より多く、それが女性特有の悩みどころではある。しかし、その他いろいろな場面において、男が女性化、女が男性化する傾向がある中で、いまさら女と女の差を論じるよりも、著者が前に書いた男女を問わない「格差」のほうが、以前注目に値するのではないだろうか。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By calm
形式:単行本
 岩波新書で『格差社会』などの著書がある橘木氏の本。

 タイトルは編集者がつけたのだろうか。だとすれば本の内容がタイトル負けしている
と感じた。

 もちろん、それは「多くの人が楽しめる本として」という意味だが。学術書ならつまら
なくても良いというか、楽しませる工夫がなくてもいいと思う。しかし、このタイトルで
このカバーならそれは通用しないのではないか。

 内容について言えば、分析は学者らしくグラフなどを使ってややしっかりしている。し
かし、それについて自身の意見を書くのに臆病になっているとも言える。はっきりと「こ
うだ」と書かずに、及び腰になっている気がするのだ。

 「では我々がどうすればいいの?」という疑問に対しての回答を著者が示していないの
が読後感がすっきりしない原因かもしれない。ま、他の本を読んだり自分で考えろと言わ
れればそれまでだが。本書を読んで感じたことを率直に述べた。
このレビューは参考になりましたか?
32 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
結論は? 2008/7/6
形式:単行本
様々な統計をもとに、結婚や職業、学歴、はたまた容貌などの女性間格差に焦点を当てた本。

はやりの「格差」本だが、研究者によるもののためか、新書のようなセンセーショナリズムやむりやりなこじつけは見られない。というより、筆者が統計をいじって、自分の意見を押し通そうとしているわけじゃないので、逆に「で、この統計を通して何がわかるの」という疑問を生んでしまった。文章も硬質で、ちょっとわかりにくいかな。

もちろん、著者による過剰な偏見がない分、この本で論じられた女性間格差をどのようにとらえるのかという問題提起が読者になされたとも言えるのだが、コピーにあるほどのインパクトはない。女女格差を本格的に考えようという気にはならなかったかな?

女女格差を論じる前の、一般認識の前置きが長く、読んでいてしんどくなってしまった。
もう、はやく本題に入ってよ、という感じ。

読んで損した、というわけではないです。
女性が社会進出した後の構図など、いろいろ考えさせられることもありました。
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投稿日: 18か月前 投稿者: Fujishige Noriko
『格差』が売り文句になっている
... 続きを読む
投稿日: 2008/10/11 投稿者: amethyst
データをまとめて提示した手腕は良なれど、未だ問題の入口でしかない
 タイトルの通り日本の女性に於ける格差の存在にあらゆる面から迫っています。

 目次に準じて内容を乱暴にまとめてみると・・・... 続きを読む
投稿日: 2008/10/7 投稿者: 藤崎健一
だから、なんだ??
女女格差という、タイトル程の衝撃は無かったものの、
日ごろから気になっていた対立の図式などが、
たくさんの表やグラフから読み取れ、... 続きを読む
投稿日: 2008/10/6 投稿者: スイカ
「女性間格差という切り口」
 「格差」問題の第一人者による女性間格差の本。... 続きを読む
投稿日: 2008/9/17 投稿者: 柴犬太郎
消化不良の格差論
近年、格差をセンセーショナルに扱う本が多く出版されている。
本書もタイトルから察するに「女性間での格差」を扱っているものと承知した。... 続きを読む
投稿日: 2008/7/15 投稿者: teabook
女性間格差の内側覗けず
ザアール社長奥谷氏によってなされたという言葉「女女格差」を扱う男女共同参画会議議員の男性著者。大量のデータを... 続きを読む
投稿日: 2008/7/6 投稿者: うめじそ
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