内容紹介
高田三郎の初期に作曲された「青森の子守歌」「山形の子守歌」に加え、遺作となった「福島の子守歌」でまとめられた「三つの子守歌」は、もともと混声のために作曲された。生前より女声版は計画されていたが2000年に逝去した。その亡き夫の良き協力者であった音楽家でもある留奈子夫人の手によって2002年に編曲し、初演と同時に出版。その後、自ら演奏したりするなかで、より歌いやすく充実させた編曲で部分改訂をほどこした。同時にもう1曲、歌曲集『ひとりの対話』の終曲で、平明な旋律による心に響く歌として機会あるごとに愛唱されている小品「くちなし」を、直弟子で高田作品の様々な編曲者として(特に男声編曲)良き理解者である須賀敬一が女声編曲したものを加えた。(混声版はすでにこの形で2010年2月に出版)。 [難易度]初級~中級 [対象]おかあさんコーラス・一般合唱団
著者について
作曲:武蔵野音楽大学師範科を経て東京音楽学校(現在の東京藝術大学)の本科作曲部を1939年に卒業、次いで同校研究科作曲部、同校聴講科指揮部で学んだ。
編曲:ピアノ・声楽家 故・田三郎夫人。
作詩:詩人、数学者。新潟県佐渡出身。宇都宮農専卒。神奈川県立高等学校教諭(数学)を勤めていた。
編曲:早稲田大学理工学部卒。在学中、早大グリークラブ学生指揮者。磯部俶、田三郎の両氏に師事。1960年代より90年代にかけて豊中混声合唱団を指揮。内外の現代作品を中心に意欲的な活動を続けた。