「上級編」という言葉にテクニック等を期待して購入すると肩透かしを食らうだろうな、というのが読了後の感想です。
ホルモンの話を始めとした、性にまつわるウソ・ホントを一刀両断していくパートは、個人的には興味深かったのですが、これを知ったところで、性生活に大きな変化はないと思われます。
重要な事前知識は前著で出尽くしているので、あとは本書・前著で何度も繰り返されている、「相手とコミュニケーションを取りながら進めること」さえ徹底できれば、わざわざ1500円出さなくても解決できる問題ばかりだと感じました。
ただ、パートナーとのコミュニケーション、壮年期以降の性生活、機能障害等の内容は、なかなか真面目に扱われている書物がないので、悩んでいる方はパートナーと一緒に読まれるといいかもしれません。
きっと助けになるでしょう。
テクニックを学びたい方は、アダム徳永さんの「スローセックス 実践イラスト版」を、セックスのバリエーションを増やしたい方は、上記の続編に当たる「二人タッチ編」をお勧めします。
やや極端な意見や、本書と対立する論も見られますが、そこは「女医が教える」の前著をベースに、パートナーと話し合いながら取捨選択すればいいでしょう。
個人的には、アダムさんの二冊のほうが、得るものが多かったと思っています。
女性で、よりオーガズムを追求したい方・自分から男性に何かしてあげたい方は、「ちつ☆トレ」もお勧めです。
本書でも扱われていた「締まる体操」を中心に、性生活をより豊かにするヒントが満載です。
長くなりましたが、この本も知って損はない内容なので、興味のわく方は読んでみられるといいでしょう。