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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
一気に読みました,
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レビュー対象商品: 女優 (単行本)
自分の株を上げたいがために優秀で物知りで他人に優しい人間を演出する、実は傲慢で自意識過剰な見栄っ張り女として登場する主人公・佳乃。至極ムカつく女に見えるが佳乃が屈辱を受ける度にざまあみろ、と思っていたのはほんの最初の内だけ。本当の味方も友達もいない彼女が四面楚歌状態でたった一人で戦う姿は哀れだが健気でもあり、読み進めるにつれ、何時の間にか感情移入してしまっていた。見事に嵌められた感じです。(笑)確かに彼女のプライドの高さが真実の友達を作る事をを拒み、いらぬ屈辱を受け、余計な悲劇を招いていったのは事実ですが、決して悪い人間ではありません。そしてプライドの高い女性は大概それに見合うだけの努力家でもあるのです。主人公も例外ではありません。私は物語の後半に差し掛かる辺りで既に佳乃の事が好きになっていました。どんな境遇であれ人には皆、見栄というものが存在しますし、ある程度は必要なものなのだろうと思います。しかし、過ぎたるは及ばざるが如し。自分の首を絞めない程度にしておきましょう。(笑)
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
女性というのはここまで見栄をはるものなのか,
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レビュー対象商品: 女優 (単行本)
女性というのはここまで見栄をはるものなのか考えさせられた。もっとも、これは女性だけでなく男性にも言えることで、見栄をはらず正直に生きていけたらどんなに幸せだろうと思った。勉強ができて、スポーツもできて、容姿端麗で性格もいい、それを演じるのに佳乃がした努力は計り知れないものだと思うが、本当の幸せは自分を正直にさらけ出し、素直になるところから始まるのだと思う。
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
独自の作風が見えたデビュー2作目,
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レビュー対象商品: 女優 (単行本)
文学賞受賞のデビュー作で見せた、現実とも非現実ともいえない場の表現力が、決してフロックではなく、著者独自の作風であることがわかる。ディーテールは、現実にありそうな人やモノや心の動きを描きながら、展開されていくのは予想もつかない場面の連続。デビュー作よりも緻密で端正なストーリーづくりは、男の私がはまったぐらいであるから、さらにこの女性心理の描きこみ方は、女性読者を引きずり込んでしまうだろう。
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