行政に巣食い、男女の尊厳を破壊するフェミニストを糾弾する本。 同著者の近著「男女同権は女性を幸福にしない(2009/03)」もあるが、読み比べると、本書のほうがずっと分かりやすくて、お薦めできる。
何人かのレビュアーが、本書の構成が分かりにくいと批判している。確かに、この著者は率直に言って余り文章が上手いとは言えない。よくも悪くも、アジテーターではないのだ。しかし本の構成がおかしくても文章が下手でも内容はある。 著者は常識的家庭人であり、地に足がついている。 一口に言って、まともだ。
どこぞの高飛車なフェミニストおばさんたちの文章は上手いが、自慢話と男への敵愾心だけで、実質的な内容はない。
私が思うに、フェミニズムとは一種の宗教、しかもタチの悪い邪教である。 おかしな宗教に填まるのは本人の勝手だが、宗教は宗教らしく行政や教育にちょっかいを出さず、自分たちだけでやっていればよいのだ。 男女の尊厳を破壊して男も女も不幸にし、良民の生活を攪乱し、莫大な予算を無為に費消し、国家に害を及ぼすフェミニスト達を許すべきではない。
フェミニストの言説は宗教であるから、観念的に議論しても水掛け論にしかならない。 その珍妙さは、雌雄の進化をテーマとする動物行動学の本(斯界の代表的な和書では、長谷川眞理子教授の一連の著作をお薦めする)を何冊か読めば、誰でも得心できる筈だ。