「人間にとって一番ヤバイ時期というのは、
自分に対してものすごく肯定的になっている時」
そう豪語する中村うさぎ。
本書は2004年から2006年までの
連載をまとめたもの。
睫毛を長くする薬を使ったり、
体臭を消す装置を試したり、
セフレを求めて出張ホストをめぐったり、
まあ、とにかくスゴイですわ。
持ち前の毒舌ぶっちゃけトーク炸裂。
読者としては、笑っちゃうどころか、
むしろひいてしまうほど。
でも、自己を客観視して、自虐的に分析、
そして正当化できちゃってる、
その頭脳を持ち得ているのが憎いのよね。
そんな彼女も、齢48歳で(現在は50過ぎ)
それまでの著書に比べれば
“老い”を意識しているというか、
彼女の理論もより深みを増している気がしました。
このまま突っ走っていってほしいなあと、
同じ依存症仲間として切に願うのでした。