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遠藤周作はキリスト教徒であり、この本の中にはキリスト教の教えがいろいろと出てきた。中でも、殺すなかれ、自殺することなかれ、という言葉が心に残った。これらの言葉は、五木寛之の「大河の一滴」に書かれていたことと共通しているような気がする。
この本を紹介してくれた友人に、この本を読んだことを言ったら、彼はサチ子よりはむしろ、修平に共感を覚えているのだと言っていた。そして彼にとってこの本は、最も大切な本であると言っていた。彼は修平のように、普段はふざけたことをしていて、おかしな感じのヤツだが、根は非常にまじめなヤツである。彼は、いい加減な恋愛はできないと言う。僕も、この本を読みながら、同じようなことを感じた。このように純粋で、魂を揺さぶるような、命をかけてもいいような恋愛こそが、真の意味での恋愛であると思う。
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