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17 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
日本を代表する映画監督、浜野佐知,
By
レビュー対象商品: 女が映画を作るとき (平凡社新書) (新書)
自他共に認める映画好きや映画狂の中で、彼女の名前を知っている人は、どれだけいるで あろう。彼女の名前は、浜野佐知。30年以上に わたってピンク映画を300本!(実数はもっと多いらしい)も 撮影し、ここ最近は自主制作ではあるが一般映画を 撮影している、日本を代表する映画監督で ある。 この本は彼女の初の著作であるが、内容は とにかく彼女の映画と真摯に向き合ってきたその情熱に、 そのスタイルは自主制作映画の場面においても同様で、知識階級と 内容を考えればそう大勢の人達に受け入れられるものじゃないので、 彼女の名前は知らなくても、映画監督を志望している女性は、
10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「浜野佐知」伝説、誕生!,
By カスタマー
レビュー対象商品: 女が映画を作るとき (平凡社新書) (新書)
気っ風のいい実直な女性映画監督の「一代記」である。深作欣二監督が浜野佐知の映画を撮りたいと思ったわけである。 本を読んで泣いたり笑ったり等まずしないのだが、この本には思わず涙し大いに笑った。映画好きにはたまらない、必読の書である。 ピンク映画の現場の臨場感がいい。男の支配する世界で孤軍奮闘する30年が切ない。 それを経て得る、女同士の連帯が美しい。そこには、海を越えて世代を超えて伝わる情熱や、生まれる友愛があるのだ。 高野悦子、吉行和子、白石加代子、白川和子、宮下順子といった女性たちの素晴らしさにも改めて感じ入った。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
映画を作る人のこわさ,
By みみう (東京都世田谷区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 女が映画を作るとき (平凡社新書) (新書)
この本を通じて、私にとっての映画が「単に見て楽しむもの」ではなくなった。作っている人の生身の存在をも、ものすごく意識するようになったのだ。いろんな映画監督の自伝的エッセイがあるけれど、浜野佐知監督の語りは特別だ。 ピンク映画の世界にとびこんだときの章は、「女の子」である私にとって、興味はあるけれど近づきにくいポルノ映画の世界を垣間見ることが出来て刺激的だった。自主映画『第七官界彷徨−尾崎翠を探して』や『百合祭』製作については、苦闘とそれゆえに得られる楽しみ・喜びのエピソードがおもしろかった。くわえて、世界を舞台とした監督が、招待された先の映画祭で参加者にインタビューを試みてしまうなど、常にいろんなモノ、事柄を見つめている作り手のこわさにも感服してしまった。 女性の映画づくりの経験の一端にふれるというおもしろさだけでなく、ある分野で自分の場所を切り拓いていくクリエーターのエネルギーが熱い本だ。
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