日本で当事者の立場から真摯に性同一性障害(GID)を語った最初にして,
発刊から5年経ったいまでも最良の一冊。
とくに,同じGIDと総称されて混同されがちな,
TV,TG,TSの区分についてわかりやすく語る第一章は圧巻である。
さすがに発刊から時間が経過して、掲載されている情報の古さは否めないが,
それでも,GIDの当事者や,彼らを理解しようとする人たちには必携の,「旧約聖書」と呼んでは言い過ぎだろうか(言い過ぎかも(笑))。
しかし,残念なことに,この世界ではいまだに「新約聖書」と呼べるものはない。