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奪取(下) (講談社文庫)
 
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奪取(下) (講談社文庫) [文庫]

真保 裕一
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

商品の説明

第10回(1997年) 山本周五郎賞受賞

出版社/著者からの内容紹介

武器はニセ1万円札。復讐に挑む男の情熱。
友人のために始めた偽札づくり。涙と笑い、友情と闘いを描く傑作。

ヤクザの追跡を辛うじて逃れた道郎は、名前を変え復讐に挑む。だがその矛先は、さらなる強大な敵へと向かい、より完璧な1万円札に執念の炎を燃やす。コンピュータ社会の裏をつき、偽札造りに立ち向かう男たちの友情と闘いを、ユーモアあふれる筆緻で描いた傑作長編。予想もできない結末に思わず息をのむ!!


登録情報

  • 文庫: 480ページ
  • 出版社: 講談社 (1999/5/14)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062646315
  • ISBN-13: 978-4062646314
  • 発売日: 1999/5/14
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
97年度版 このミス 2位
96文春ベスト 10位
第50回 日本推理作家協会賞 長編部門
平成9年度 山本周五郎賞
本作品は「偽札づくり」をテーマとしたミステリー。

軽快なテンポで進むクライムノベルである。作者の他の「取引」「震源」などの作品と同様、本作品も綿密な取材に基づいて作られており、本作品を読むと、自分も偽札を作れそうな気になってくるから不思議である。また、ボリュームたっぷりでありながら、一気によませるあたり、さすがである。

一方、あえて難をあげるとすれば、「エピローグ」である。さまざまな妨害に遭いながら「偽札づくり」を成し遂げようとする主人公達にどんどん感情移入し、上下巻で900ページ以上を読むことになるのだが、このたった5ページの「エピローグ」によって、作品による充足感が損なわれたと思うのは私だけだろうか?

面白いミステリーである。しかしこの「落語の落ち」のような「エピローグ」をあえてつけた意味が理解できない。

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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
痛快犯罪活劇 2004/3/22
形式:文庫
月並みな言い方ですが、まさにエンターテイメントの最高峰です。
ここまで一気に読めた作品は久しぶりです。
最初のスタンガンを使った軽犯罪から一気に引き込み、徐々に犯罪
をエスカレートさせていく主人公達にがっちりハートを掴まれます。
後ろ暗いはずの「犯罪」なのに、なぜかスポーティーであり、一種
の犯罪スポ根小説といった風情です。

それは彼らが人を傷つけず、理想を追い求めるロマンチストであり、
ルパン三世に通じるかっこ良さがあるからです。
あえて難を言えば、主人公の偽札作りの情熱への動機というか、
必然性が弱い点や、勝手に保証人にされている不可解さがありました
が、作者ご本人のコメントにもあるように、とにかく面白さ重視で

エンターテイメントに徹しているので、細かい点を気にするのは、
この小説の正しい読み方ではありません。
前編通して、非常に映画的・映像的であり、情景はもちろん音楽まで
聞こえてきそうなシーンもあります。
この本を読みながら財布から札を取り出した人は、決して私一人では
ないはず。この絶妙なリアリティーとアンリアリティのバランス。

傑作です。

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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 下巻は一気に読んでしまった。上巻と同様全く長さを感じさせない。

 ほんと速い。流石は真保裕一。最初から最後まで読者を惹きつけ飽きさせない。スポーツ紙で連載されていたと言うが、自分がもしそこで読んでいたら次が楽しみで他ならない。ついつい時間を忘れさせてくれる書であることは間違いない。ホワイトアウトをも越える速さと今回もアクションで魅せてくれる。そのホワイトアウトでファンになった読者(俺もか)ならより一層楽しめるはずだ。登場人物も今回はユーモアがあるしこれほど共感できる犯罪者初めてであるから面白い。

 どうも主人公は東建ファイナンスと縁が続くようだ。特に渉外部長の江波と佐竹。元々こいつらがいなければ偽札なんぞは作らなかったのだろうが。しかしそのおかげで水田や幸緒とも面識がなかっただろうから憎めない。運命とは実に恐ろしい物だ。小説の中じゃなく、リアルな世の中の方はもっと運命に左右されているかもしれない。結果論から言えばどうってことないのだろうが。そしてヤクザとその2人がいるから3回もの偽札を作れる。最終的に主人公の漠然とした目的がでたのだから面白い物だ。

 真保裕一も実に調べている。毎度の事ながら敬服するしかないようだ。ラストはこれもまた仰天だった。ミステリならではの「落ち」というやつなのだろうが。エピローグでは作家の遊び心がでている。まあ、人物造形やらストーリーやら全て遊んでいると言えばそうなのだが。

 出来は抜群だ。連載というのにプロットもいい仕上がりだ。一風変わったエンターティンメントというのだろうか。ああいうラストだったとは言え登場人物が彼らだったせいか読後感は爽快であった。今年読んだ中では「亡国のイージス」をも上回りかねない。あくまでも自分野中では、だが。やはり読書は面白い、やめられない。そう思わせる書である。真保裕一の入門としてもお薦めできる書でもあるだろう。ぜひ手にとって欲しい。

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紙と印刷の知識が身につきます。
 一巻から読み始めて、皆さんのレビューにある問題のエピローグが気になっ... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: くりぴょん
2冊読ませて、ダジャレ落ち・・・・・
1巻があまりにも面白かったので、ひきこまれて読んだら、オチがダジャレ・・・。
それさえなけりゃ☆5なんだけれど、オチで全部台無し。... 続きを読む
投稿日: 2009/2/25 投稿者: ジャンガポッポ
クライム・ノベルの最高峰
... 続きを読む
投稿日: 2009/1/24 投稿者: tn581jp
犯罪をコミカルに描いたエンターテイメント
偽札づくりに青春を捧げる若者の話。
主人公たちのその半端じゃない情熱と結束力に気づいたらどんどん引き込まれ、... 続きを読む
投稿日: 2008/12/17 投稿者: kinakohime
良いですね。
奪取、とても良かったです。
涙、感動、笑い、すべてがつまっています。... 続きを読む
投稿日: 2005/10/14 投稿者: SOS団
想定外です
上巻から引き続き「完璧な偽札」の製造に執着している主人公の四苦八苦が面白いです。ページ数は約500ありますが上巻同様最後まで楽しんで読めると思います。あと、最後の... 続きを読む
投稿日: 2005/3/31 投稿者: 夢遊
お金づくり
紆余曲折があってさまざまな動機から紙幣偽造の道(?)をまっしぐらに進む若者3人の物語。最初はパソコンとプリンタだけで作った偽札で両替機を騙し、最終的には人間を(銀... 続きを読む
投稿日: 2004/5/24 投稿者: 鈴木純一
やっぱり真保!
とにかく、スピーディで、痛快で偽札の人間ドラマ
なんだけど、全然嫌味がない。
イメージが簡単に湧いてくるような、描写。圧巻です。... 続きを読む
投稿日: 2004/1/22 投稿者: パリの三四郎
ハラハラドキドキ
非常に楽しめました。登場人物もとても魅力的でしたし,どんどんチャレンジしていく姿がよかったです。上下2巻ですが,その長さを感じさせないほどでした。
投稿日: 2004/1/20
最高!テンポもあるしどんでん返しもバッチリ
èa"... 続きを読む
投稿日: 2003/9/16 投稿者: "ma2sinta"
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