ゲームのノベライズな雰囲気もありますが、ラノベというよりもかなり一般文芸よりな雰囲気です。
いきなりゾンビが蔓延した江戸。その混乱の中、姉に女装をしこまれた河合曾良と壮年の芭蕉が、
幕府の密命を受け、原因を探るべくみちのくに旅立ちますってなお話。
オブ・ザ・デッドというとゾンビって気になりますが、黒幕に使役される屍(戦闘員)って感じです。
欧米テイストなし。道中、敵の屍を蹴散らしながら名所めぐりして奥の細道な俳句を歌います。
これって敵はゾンビじゃなくていいんじゃないの?普通に使役される魔物の類でいいんじゃない?
こんな強いゾンビが陸奥から江戸にまで溢れていたら、日本滅んでないの変じゃない?ってあたりが
読んでて気になるところ。中盤の用語説明(後述)もアレだし、後半の失速感と謎解きは2巻的なうやむや感も読んでて残念。
途中に話のペースにあわせた用語集ページがあって、最初のあたりは楽しく読めたのですが…、
真ん中辺りで唐突に、まだ出て来てもいないネタバレな用語説明があったのがガックリ。
意図したものかミスかは分かりませんが、こりゃないだろのレベルです。
とにもかくにも、ゾンビってシチュエーションを期待してたので、とっても残念でした。