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奔る合戦屋
 
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奔る合戦屋 [単行本(ソフトカバー)]

北沢 秋
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商品の説明

内容紹介

天文2年(1533年)、若き石堂一徹は、中信濃の豪将・村上義清に仕えていた。妻子に恵まれ、家中で台頭していく一徹。一方、甲斐の武田信虎は徐々に中信濃に侵攻しつつあった。村上家と武田家の争いが熾烈になるなか、義清と一徹の関係は、微妙に変化していく。一徹はいかにして”合戦屋”になったのか? ベストセラー『哄う合戦屋』、大望の続編!

内容(「BOOK」データベースより)

天文二年(一五三三年)。石堂一徹は中信濃の豪将・村上義清に仕えていた。妻子に恵まれ、また並外れた戦術で台頭していく一徹。しかし、佐久を巡って甲斐の武田との争いが熾烈になる中、義清と一徹の関係は少しずつ変化していく。「家臣の才能が主君のそれと比べて釣り合いを逸すると、互いに不幸になるのではないか―」。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 400ページ
  • 出版社: 双葉社 (2011/6/29)
  • ISBN-10: 4575237302
  • ISBN-13: 978-4575237306
  • 発売日: 2011/6/29
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 308,125位 (本のベストセラーを見る)
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 志乃
乱世の只中、十九歳の石堂一徹はすでに抜群の軍才と荒武者ぶりで、武勇に長けた主君・村上義清の元でその武名を轟かせていた。信濃を取り巻く混沌、譜代と新参者という家中の対立の構図が上手く織り込まれ、戦の臨場感にはやはり圧倒される。
そつのない流れと文体はそのままに、前作「哄う合戦屋」とは一味違う雰囲気を持つ2作目。
一徹が新妻へ教え聞かせる石堂家の歴史。家人たちのやり取りは明るくユーモラス。また、思いやり深く呆れるほど子煩悩、広く和漢の書物に親しみ漢詩をそらんじる、一徹の素顔に再び魅了される。
孤高の軍師のルーツはこの一冊で明らかになる。が、若干ホームドラマ的な部分が多いような気が…。なので満点には欠けるけれど、前作を読まれた方にもそうでない方にも広くお勧めしたい物語。
一徹が村上家を辞することになる決定打、終盤に起こる悲劇は胸を締め付け、この時代の武門の美意識を痛感させられる。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
前作品、わらう合戦屋では、主家の遠藤家敗戦による若菜姫を救う為に、石堂一徹が犠牲になる場面は本を読み終えてからも深く余韻を引いた。
そして、奔る合戦屋は、一徹が村上家から出奔したエピソードを書いた渾身の作である。北沢秋の独特の文体に、時代小説に深く引き込まれてしまった!
すばらしい作品だと思う。架空の小説と分かっていながら、長野へ行った時には、小説の舞台となった地域・城を見てみたい。
このレビューは参考になりましたか?
By pampino
スターウォーズ形式とでもいうのか、すでにその結末が見えているので、
読みながらつらかったところも半分あって。

まだ恐れを知らず青くて熱い一徹の姿も心地よく、
なんと言っても兄と父親という理解者に抱かれて、
一徹が成長しつつも育まれているのが読みながら暖かくなる。

朝日のおおらかさ、花と三郎太、
サイドのキャラクターも明るくほんわかとしていて、
このまま大団円を祈りたいのだが。

人としての吸引力、この時点では十分に一徹にも備わっていたと思うのになー。
次回作のあまりのギャップに少し残念。

第三作はこの夏に出るそうで、それも楽しみ。

ただ、文庫本が無駄に2つに分かれて合計で1200円ってのが今ひとつ。
これじゃ単行本以上の金額設定。1冊に出来なかったのかな〜
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