私たちは、心の赴くまま、取材の旅を続けました。もっと知りたい、もっと感じたいと、森の中に身を置いてみたり、川のせせらぎ、人々の話に耳を傾けてきました。それは、奈良がなぜ「始まりの土地」であったかを探りたかったからです。そして、有史以前からこの地に住む人々が、大陸からやってきた「人」や「もの」や「情報」をどのように理解し、この国の文化へと昇華させていったのかを見たかったからです。結果、文明は発達し、さまざまな技術が進歩しました。一方で、はたして人の能力は進化しているのだろうかという問いが浮かんできたのです。
叫ぶ縄文土偶。個人所有古墳。菩薩の修業を伝える修二会。神さまは赤ガエルを所望。好字。大台ケ原に氷花咲く。修験者は情報通。植物の本能のままに植林。生きる為に花粉を飛ばす。八百萬の眼差し。ニホンオオカミ大英博物館に眠る。玉置山でニホンミツバチの蜜を採る。奈良公園最強の鹿軍団。鹿で芝刈り。明治の鹿狩り、鹿すき焼、鹿車。若草山の牛羊牧場。神事で価格が決まる。無駄なし大和絣。富本憲吉の彫刻、抱擁。奈良の混乱、廃物希釈。大和郡山、人面金魚。明日香村、棚田は心の風景。十津川村大水害、神さま流れる。
登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
奈良の奥深さがわかるかも!?,
By
レビュー対象商品: 奈良で「デザイン」を考えてみました。 (新書)
友人の勧めで読みました。いや、すごいですね!この本! 今まで奈良に関する本で、こんな本なかったです。 デザインってキーワードはタイトルにあるけど、それはあまり意識しないで読んだ方がいいのかな?って思える。 というか、きっと僕の中での「デザイン」というイメージが狭いからなのか? すごい広義な意味での「デザイン」だと思う。 写真もきれいですね。最初は変わった表紙だなぁと、思った程度。でも読み進めて行くと、非常に興味深い。 お酒の話、祭り事の話、水害、奈良公園の生態系、などなど、奈良に対するイメージが変わるかも!? 今度奈良に行く時には、この本の様な奈良に出会いたいな!と思える一冊!オススメです。
5つ星のうち 5.0
奈良はデザインの宝庫でした,
By
レビュー対象商品: 奈良で「デザイン」を考えてみました。 (新書)
グラフィックデザイナーをしている者です。 奈良は学生の時によく訪れていたこともあり今も好きな土地で、タイトルが気になり購入してみました。 奈良とデザイン… 一見、結び付きませんよね。 考えてみたらどうなるのだろうと単純に気になったのです。 本を開くと…見慣れた奈良のニオイはします。けれど仏像のドレープ、郵便番号のある古墳、養う鹿…こんな角度あり?!という気になるタイトル、写真が並んでいます。 非常に興味深く読み進めたオススメの一冊となりました。
5つ星のうち 5.0
とても勉強になりました!,
By ETあや "ET彩" (大阪府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 奈良で「デザイン」を考えてみました。 (新書)
デザインの勉強をしている学生です。この本は本当に読みやすかったです。印象に残ったのはプロデューサーさんとクリエイティブディレクターさんの対談?「若草山にて」です。私たち学生が知らない時代を経験してきた方だからこそ分かる「デザイン」の今と昔の違いだったり、いろんな分野から「デザイン」を見ていたり。すごいおもしろかったです!たくさんのすごく魅力的な写真も是非見てみてください!奈良のことにくわしくなくてもとても楽しめ、この本で知ったたくさんの奈良を実際に見に行ってみたくなりました!
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|