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20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ちょっと小振りだけど,
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レビュー対象商品: 奇面館の殺人 (講談社ノベルス) (新書)
中村青司の館に鹿谷門実が帰ってきた!本格ファンなら手を出さないではいられないでしょう。期待通りの面白さです。 あとがきで、比較的軽量(原稿用紙400枚程度)な作品を目指していたとあります。そういう点は随所にみられ、鹿谷たちが陥る状況って不気味ながら結構笑えるんですよ。またアルバイトメイドの女子大生をワトソン役にしているのも軽めの印象を与えます。 この女子大生、気丈で頭の回転が速く、おかげで結構複雑な論理構成ながらどんどん読み進めることができます。この論証の積み重ね、本格はやっぱり面白いなあ。折角だから、この娘を中心に映像化したら楽しいんじゃないかな。 館シリーズにしては事件が小振りなのと、怪奇性が解決にさほど活かされていないのとで一点引いておきますが、最初に書いた通り、もともとの狙いがライトな館だということで、むしろ意図的なものなのでしょう。次の、最後の館はでかいのをお願いしますよ。
17 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
待ってました。,
By EMMA (福岡県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 奇面館の殺人 (講談社ノベルス) (新書)
ずっと待っていた本、さっそく徹夜で読みました。まだ出たばかりで、読んでない人のためにも内容を詳しく書くのは控えますが、 私としてはとても楽しく読ませていただきました。 「館シリーズ」はすべて購入し読んでいますが、毎回違う館でよく こんな内容を思いつくなぁと作者の発想には驚かされます。 ミステリー好きで普段からそういった本をよく読んでいるのですが、 私は小説の中で犯人が誰か暴かれる前に自分で先に全てを解こうとは しません。(否応なしに先に解ってしまったこともありますが) 「あれ?ここ…」とか「あ、この人さっき…」とか漠然と自分の中で 気になる所を溜めておいて、読み終わった時に全てが一本に繋がった時の 爽快感といったら…!! 今回の「奇面館の殺人」でも、しっかりと伏線が張ってあって 最後にはまとまっています。 もちろん他の皆さんが書いておられるように、?を残したままで 終わる点もありますが、個人的にはやっぱり綾辻さんっぽいなあ〜と 思いました。 近年はなかなか自分で満足できるミステリ物は少なくなってきているので お気に入りの作家さんの作品であれば、謎を解いてやろうと意気込まず 思いっきり騙されてみるのもいいと思います。 「館シリーズ」はあと一作ということになっていますが、 最後の「館」を楽しみにしつつ、次はどんなシリーズで 読者を楽しませてくれるのかということにも期待したいですね。
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
旅行のお供に。,
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レビュー対象商品: 奇面館の殺人 (講談社ノベルス) (新書)
綾辻さんの作品は、もう十何年も前にかなりハマッて、「時計館」までの館シリーズと、「霧越邸」「囁き」シリーズ、 短編小説集などを集中的に読んだ時期がありましたが、 館シリーズの新作を待っているうちに、待ちくたびれてしまって、何となく作品から足が遠のいていました。 最近、朝日新聞の書評に「館」シリーズ新作の好意的なレビューが掲載されていたのが目に留まり、 懐かしさと同時に、ちょうど二泊三日の旅行前だったこともあって、「旅のお供」として購入しました。 二泊の小旅行中に読み切れる、良い意味で「小粒」な作品で、 しかも現実からもプチ逃避でき(笑)、個人的には満足できる作品でした。 「十角館」や「霧越邸」のような、「やられた!」と唸ってしまう衝撃は、正直ありませんでした。 でも、手の内を明かしつつ、きちんと仕掛けと趣向を凝らして読み手を驚かせてくれるあたり、 熟練の域の作家だなー、と素直に感心しました。 館シリーズも、次で最終巻だとか。 その前に、手つかずになっている「暗黒館」にチャレンジしようと思います。 こちらは、七泊くらいの旅行じゃないとダメかなーと思いますが(笑
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