一見すると使えそうですが、
説明が簡略化され過ぎてて、
あまり実用的ではありません。
フォトショの効果としては、
レタッチはスタンプ系のコピペや、
ワープ系の変形ツールを使い遠近法に活用したり、
レイヤー効果や描画モードを上手に組み合わせた
基本的なマッチングが多い。
では、
なぜにこうもキレイに思えるのか?
それは
素材の質が良いからですね。
素材撮りは、
プロのライティングを施したスタジオで撮影され、
マスク用の素材に関しては、
均等に影を分散してクロマキーで抜いた高解像度のものです。
なので、
デザインの仕事をしている方には、
「これはあれをやってこうなったんだね?」
と作業の間を補間できますが、
初心者に説明が足りなさすぎる気がします。
仕事をしてる自分でも、
この説明はこれで果たして理解されるだろうか?
と疑問が多いんです。
例えば、
髪の毛のマスク制作に関しては、
解像度が足りなく、キーイングが失敗してる場合は、
一度、輪郭を大雑把にマスクでとった後、
髪の毛だけを抜くのにカラーチャンネルを使って、
レベル補正で毛先をチマチマ抜いていく作業が必要。
最新版のCS5でも必須の作業で、
新機能の選択範囲も限界があるため、
よほどのお化けマシンでキーイングに特化した環境が無ければ、
サンプルのようには絶対に上手くいかないんです。
そりゃ、これだけ素材が用意周到なら、
簡単に仕上がりますよ。
読者のほとんどが知りたいのは、
もっと工夫を凝らして
「良く見せる」ノウハウな気がします。
予算が無い中で、
どうやって細かい作業を効率よくやれば良いか?
そういった虎の巻はほとんどありません。
全て省略されていますので。
そう考えると、
まずプロがどんな仕事をしているのか?
を、知るくらいの入門書。
そんな印象を受けました。