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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
父親と娘のよう,
By 佐劼 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 奇蹟の表現 (電撃文庫) (文庫)
ある事情からサイボーグの体を持つ42歳の男と、神の信じる元気な女の子の話。文庫の帯に、同じく電撃文庫作家さんである高畑京一郎さんのコメントで「ライトノベル版レオン」という言葉がありましたが、確かに。 本そのものはぱっと見、ファンタジックかな?と思いつつ、中身は比較的、現実感がありました。こどもの誘拐の頻発と「宝物」を巡る駆け引き。何がどう繋がっていくのか、主人公は女の子を守りきれるのか。 修道院が舞台の一部ということもあってか、端々でちょっと宗教色が濃いかな、と思う部分も。その独特の色が話の展開にも大きく関わってくるのですが。 欲を言えば主人公に比べて脇役にあと一押し出番が欲しかったかと。せっかくいろんな特徴があるのに勿体無い気がしました。 本編以外の見所としては、裏表紙のイラスト。これは……実際に見てみないことには(笑) 設定が面白いので続巻が出ないかな、と期待もする一冊でした。
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
二時間の洋画がライトノベルに。,
By
レビュー対象商品: 奇蹟の表現 (電撃文庫) (文庫)
イノシシの頭をもつサイボーグという、一風変わった主人公。これがすごい。 彼の一挙一動全てが、まるで本当に『そこにいる』かのような、リアルな存在感を感じさせてくれます。 舞台の雰囲気は20世紀後半のアメリカ。 ただ、終始緊迫した雰囲気の漂う作品なので、読む間に休憩を挟まないと辛い人もいるかもしれません。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
儚いばかりで、パンチが弱すぎます,
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レビュー対象商品: 奇蹟の表現 (電撃文庫) (文庫)
「宝物」のために修道院の子供たちを巻き込んだ犯罪組織と、一個人の確執の物語です。ライトノベル版レオン、ハードボイルドと言うと聞こえがいいですが、 その実、緊迫感があるようで無いような雰囲気で物語は読み進められます。 まず主人公以外の描写が少なすぎる(ほとんど無い)ので、物語の随所で現れる重要な情報や 敵の動きに重さがありません。結果としてご都合主義に感じられます。 作中で人が死んだり子供が誘拐されたりするのですが、これもさらりとし過ぎていて 儚いばかりで、あまり心に残りません。 主人公とヒロインのことはとことん掘り下げているんですが、 ハードボイルドとしても人情モノとしても、いまひとつパンチが弱い作品だと思います。
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