出版社 / 著者からの内容紹介
花が咲き、小鳥が群れ集う紀州・新宮の路地。高貴にして澱んだ中本の血を引く極道タイチは、輝ける生の盛りに凄惨な死を遂げる。歌舞音曲に淫蕩をかき立てられる一統の血に、代々つきまとう若死にの宿業。唯一人"闘いの性"に生まれついた七代の末裔タイチの死は、路地千年の痛苦を癒やす最後の牲となるうるのか。老産婆オリュウノオバとアル中のトモノオジが、慈愛と悔恨の中に語る美しき荒くれたちの短く烈しい生涯。解説・小森陽一。
内容(「BOOK」データベースより)
夏芙蓉の花が咲き、金色の小鳥が群れ集う紀州・新宮の路地―。高貴にして澱んだ中本の血を引く極道タイチは、輝ける生の盛りに凄惨な死を遂げる。歌舞音曲に淫蕩をかき立てられる一統の血に、代々つきまとう若死にの宿業。唯一人“闘いの性”に生まれついた七代の末裔タイチの死は、路地千年の痛苦を癒やす最後の牲となりうるのか。老産婆オリュウノオバとアル中のトモノオジが、慈愛と悔恨の中に語りだす美しき荒くれたちの短く烈しい生涯。『千年の愉楽』と並び立つ路地物語の最高傑作。
出版社からのコメント
一統の血を享けた男の極道人生とその死。路地物語の最高傑作。