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奇跡の日本史―「花づな列島」の恵みを言祝ぐ
 
 

奇跡の日本史―「花づな列島」の恵みを言祝ぐ [単行本]

増田 悦佐
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,890 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

なぜわが国には奴隷制と宗教戦争がなかったのか?呪われたヨーロッパの歴史と、幸せな日本の歴史。書物渉猟を極めたアナリストが描く新たな歴史像。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

増田 悦佐
1949年東京都生まれ。一橋大学経済学研究科修了後、ジョンズ・ホプキンス大学大学院で歴史学・経済学の博士課程修了。ニューヨーク州立大学助教授を経て、外資系証券会社で、建設・住宅・不動産担当アナリストをつとめる。現在、株式会社ジパング・ホールディングス経営企画室シニアアナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 403ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2010/12)
  • ISBN-10: 4569794084
  • ISBN-13: 978-4569794082
  • 発売日: 2010/12
  • 商品の寸法: 19.2 x 12.8 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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19 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
日本のインテリには欧米崇拝者が多いが、彼らはヨーロッパの歴史を知らないのだろう。本書が一番伝えたいのはそれではないか。キリストは「敵を愛せよ」と主張したのに、クリスチャンどうしで最も残虐に殺し合った宗教戦争。そして黒人奴隷貿易や南北アメリカでの先住民絶滅と奴隷制…。

ヨーロッパ人はなぜここまで冷酷なのか。そして、日本が平安時代・江戸時代という戦争のほとんど無い時代を創れたのはなぜなのか。本書はその謎に挑むと同時に、現代世界経済の劇的な変化も教えてくれる。古代からの歴史と最先端の世界情勢、両者について説得力のある本というのはこれ以外には見当たらない。
このレビューは参考になりましたか?
23 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By さい
形式:単行本
増田悦佐氏らしい大著であり、今回の本は、”意外”なエピソードからみえてくる”逆転”の日本史であった。
今回も、そんな本あったんですねと思わず突っ込みたくなる書籍からの引用のオンパレードで、誰からも聞いたことの無い、新しい日本という国の解釈に接することができる。
日本という独特な文明に対して心底自信が持てる一書だと言える。
しかし、なぜに日本のインテリは自分の住む国をさげすむのか。増田氏の”ひげ”でもせんじて飲ませたいところである。

内容を一言であえて言えば、「都市が城壁をもたなくて済んだ日本という幸せな国。日本は真正の大衆大国であり、それがこの上なく素晴らしいことだ」ということになろうか。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By じゃが〜 トップ500レビュアー
形式:単行本
日本列島に生まれたこと、そしてこの素晴らしい大衆社会を形作った御先祖様に改めて感謝したい。
そう思える楽しい日本史。

裏から見た日本史。物事の解釈を逆さまにした日本史。知的エリートと大衆の格差が少ない幸せな日本史。
この本はそういう本です。
日本の国土の恵み、外敵から守り易い地形が日本に僥倖をもたらした。そう解釈する本は多いですが、ここまで異色で楽しい本は珍しい。

この本では、日本史の恵みを、国土だけではなく、それによって培われた精神性や大衆社会に求めます。従来の日本史に逆説的・挑戦的な解釈を試みる訳です。その際には、城壁都市というユーラシア・スタンダードと壁のないニッポン・スタンダードというキーワードで比較し、解釈します。

古代に遷都が多かったのはなぜ→怨霊を恐れたからという説も近年広まっていますが、その前提として外壁が無い都だから遷都しやすかった、と解釈します。
古くから都市に公園が無かったのはなぜ→公園という領主の狩猟用の私有物が無かったから、と解釈するのです。

江戸時代の鎖国をユーラシアに対する逆封鎖だと言ってみたり、江戸時代の封建制にも主君押し込めがあったりして絶対君主どころかかなりの民主主義(というか合議制)があったと様々な文献から証拠を掘り出してきます。
天皇家がなぜこれほど続いたのか、円高で日本が破滅する論者が実は日本を救っているのではないか、といった興味深い説もあります。

地震はありますが、この国に生まれて良かったと思える一冊です。
次作にも期待してます。
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