ずっと楽しく読んでいるので、多少高めの点にしてみました。
パチンコ漫画は、私は作家さんが体当たりに実践している記録が好きで、ストーリーを作ったものはほとんど読みません。これは両者の中間といった感じで、微妙なところなのですが、主人公が可愛いので釣られてしまいました。こんなけなげな娘は、店で見たことはありませんが。
ただし、今回の「最後のシ者」は、実機の方は非常に評判が悪く、それはそれなりの理由があってのことなのですが、漫画の方にそういった事情が反映されていないというのは、通な読者には物足りないところ。評判の芳しくないことの原因は演出面での違和感なのですが、もしかしたら、この作品では「勝ちにくい」という表現に置き換えられているのかもしれません。それは私たちに言わせれば時間効率が極端に落ちたことに原因があるということになります。そういう点は、遠慮せずに作品の中で言ってしまってもいいと思います。
データ中心の立ち回りは、漫画を面白くするためには必要かもしれないとしても、ほかにも多少ぬるく感じられる部分がパチンコ打ちからするとあるかもしれません。もともと、作品として面白いものにするということと正当な立ち回りとが両立しにくいものであるとは思います(ボーダーを守っているから勝ち続けている、などという説教くさい漫画が面白いわけがない)。だからこそ頑張って面白いものにしていただきたいと思います。