がんから生還した著者が
代替医療としてハーブティーを提唱している
内容としては興味深く、健康に対して考えさせられる本だ。
ただ、私が感じたメッセージとしては
「がんにかかったらハーブティーだ」といった平面的なものではなく
健康に対して受身ではなく、情報を能動的に取り、自分で考え体感する
重要さに思えた。
---
この本の読者層としては
1.がん患者やその家族
2.ベジタリアンや代替医療信仰者
3.健康ビジネスをしている人
かと思われます。私はベジタリアンで健康ビジネスをしている人に
勧められてこの本を読みました。
なので私自身ががん患者でもないですし、身内にそういった人もいません。
また、この本で勧められているハーブティーも一回しか飲んだことがないので
その効果を実感したわけでもありません。
--
私は健康に関心があるので、代替医療に関する本を読むのだが
西洋医学を資本主義の陰謀と考え、代替医療に関して歴史上の登場人物や有名人などを交え
期待を抱かせる表現のものが多い。
ただ、公平に見て代替医療に過度に期待し盲信するのもよくない。
回復した事例をたくさんあげるのがこの手の本の常套手段なのだが
母数や数理統計が不明であったり、データの出典が怪しことが多い。
がんの闘病記などを読むにつけ、患者自らが能動的に自分の健康を考え
行動していったケースが多い。
現代医療である西洋医学の専門家に任せっきりにするのではなく
だからといって、代替医療に任せっきりにして盲信すべきでもない。
特にがん関連は【政府の陰謀説】が多い。新薬開発に携わっている知人の話を聞くと
その現場ではやはり真摯に開発しており、正しい手順(プロトコル)でしっかりと
行っている。
一方、自然食品やサプリメントなどのネットワークビジネスが過度に陰謀説を唱えて
自社製品の広告に使っているケースも多い。
興味をもつことはいいが、どちらにしても他人任せにするのではなく
自分でしっかり判断すべきだろう。