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1972年、民俗学を専攻している大学院生の里美(藤澤恵麻)は、幼い頃東北の親戚に預けられたとき、一緒に遊んでいた少年と共に神隠しに遭い、その記憶がなかった。失われた記憶を求めて、彼女はかつて隠れキリシタンの里でもあった村へ赴き、そこで異端の考古学者・稗田礼二郎(阿部寛)と出会う…。
諸星大二郎の傑作コミック『生命の木』を原作に、『ワイルドフラワーズ』の小松隆志監督が執念の映画化。設定を現代に置き換えず原作どおりにするなど、こだわりが諸所に感じられる力作となっており、原作のおどろどろしさを映像に還元することに腐心しているのが痛いほどにわかる。主人公を男性から女性に代えたのは映画用の措置だが、藤沢恵麻のはかない感じはこの歴史ミステリの哀しみとも巧まずして呼応していていい。一方、妖怪ハンターこと稗田役の阿部寛は原作のイメージに違わない風貌なだけに、髪型なども原作どおりでよかったかも。(増當竜也)
諸星大二郎の傑作コミック『生命の木』を原作に、『ワイルドフラワーズ』の小松隆志監督が執念の映画化。設定を現代に置き換えず原作どおりにするなど、こだわりが諸所に感じられる力作となっており、原作のおどろどろしさを映像に還元することに腐心しているのが痛いほどにわかる。主人公を男性から女性に代えたのは映画用の措置だが、藤沢恵麻のはかない感じはこの歴史ミステリの哀しみとも巧まずして呼応していていい。一方、妖怪ハンターこと稗田役の阿部寛は原作のイメージに違わない風貌なだけに、髪型なども原作どおりでよかったかも。(増當竜也)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
伝奇漫画家・諸星大二郎の「生命の木」を、『天花』の藤澤恵麻と「トリック」シリーズの阿部寛が主演で映画化したミステリー。“隠れキリシタンの里”と呼ばれる東北地方の寒村を舞台に、大学院生の里美と異端の考古学者・稗田が衝撃の真実に遭遇する。
内容(「Oricon」データベースより)
奇才・諸星大二郎の傑作コミック『生命の木』を映画化したサスペンス・ミステリー。東北の山奥にある“隠れキリシタンの村”を舞台に、子供の頃に村で神隠しにあった大学院生・佐伯里美と、村のはずれにある“はなれ”と呼ばれる集落に伝わる聖書異伝を調べるためにやってきた異端の考古学者・稗田礼二郎の物語を描く。藤澤恵麻、阿部寛ほか実力派キャスト陣たちが出演。特典ディスクが付いた2枚組プレミアム・エディション。