著者は奇縁まんだらを通じて、著名人の知られざる一面をつまびらかにしてくれる。
作品やテレビ・新聞でしか知り得ることができなかった著名人には
立派な性質ばかりでなく、人間臭い部分が少なからず存在する。
それを奇縁まんだらは教えてくれる。
1922年生まれの著者が人生の中で出逢った個性溢れる方々には興味が尽きない。
著者の人脈の広さには驚かされるばかりである。
この本では著名人45人とのエピソードが語られる。
司馬遼太郎、坂上二郎、岸田今日子の章を私は興味深く拝読した。
奇縁まんだらはこの本で終わりなのが残念である。
続巻を読めない分、今後は自分が様々な人と縁や絆をつないで
自分だけの奇縁まんだらを著したい。
人生にとって人との出逢いほど素晴らしいものはないと、著者が気付かせてくれたからである。