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奇妙な本棚 (ちくま文庫)
 
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奇妙な本棚 (ちくま文庫) [文庫]

伴田 良輔
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

19世紀の尻叩き写真集、死体の記念写真、ボンデージ・コミック、水中で踊るヌード、動物の子供たち、ウォーホルの描いた猫たち、夜を走り抜けるSL、パパラッチのど根性…、愛と性へ独自の視線をたたえたこれらのビザールなビジュアル本を悪趣味と言うなかれ。限りなく怪しく、時にエロティックな白昼夢に私たちを誘い出す夢の本棚が、いま開かれる。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

伴田 良輔
1954年、京都生まれ。上智大学外国語学部英語学科在学中から編集者としての活動を開始。大学中退後、著述業に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 270ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2002/07)
  • ISBN-10: 4480037381
  • ISBN-13: 978-4480037381
  • 発売日: 2002/07
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 961,559位 (本のベストセラーを見る)
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By TaroTaro トップ500レビュアー
形式:文庫
93年芸文社から刊行された作品の文庫版。
エネマ(浣腸)、ボンテージ、乳房、スパンキング(尻たたき)、象の骨、双子、バンダナ、マネキン、女性器、メイプルソープが撮った男性器、下着、ウォーホールの描いた猫etc。

その世界を趣味としない人にとっては、文字通り奇妙な(ビザールな)写真集やビジュアル本55冊(80年代に刊行された「洋書」)を紹介したコラムをまとめた作品。初出は90年頃の「芸術新潮」に書かれたものが多い。なお、55冊のうち6冊は、単行本刊行以降に書かれた文章を文庫化に際し収録したもの。

1冊を紹介するボリュームは、文章が3頁程度、図版(写真)の引用が4、5点程度ものが多い。その世界を趣味としない人(自分)には、ほとんどが、奇妙で理解できない世界ではある。しかし、ニヤニヤしながら眺めていたものあり、これは凄い、素晴らしいと感じたものあり、と実に楽しい。図版(写真)の少なさに物足りなさを感じてしまった。

初出が「芸術新潮」のものが多いということを考えれば当たり前ともいえるが、著者の紹介も、多くは“からかう”視点ではなく “分析的”あるいは“批評的”な視点から書かれている。だが、文章からは批評家然した匂いは感じられない。きっとそれは、分析・批評する以前に著者自身がこれらの本を本当に“おもしろい”と感じている一読者だからなのだろう。
各コラムにつけられた、なんともいえない味のあるタイトルにもそれが現れている。

この作品で取り上げられた本、明らかな芸術本はもちろん違うが、それ以外の本の多くも所謂オモシロ本やトンデモ本ではないのだろう。芸術本や体系的な分析が行なわれた学術本として刊行された作品だったのだと思う。ただ、その芸術性や内容が(一般的には)奇妙だったがために、「奇書」的な見方をされてしまうだけなのだろう。

表紙と「奇妙な本棚」というタイトルに惹かれて何気なく手に取った作品だが、愉快な読書の時間を過ごすことができた。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By dagaz
形式:文庫
ワイセツといえば、思い浮かべることは人それぞれですが、著者のアプローチはなかなかユニーク。

ボンデージ、キスのあれこれ、コミックから絵画の表現…。

R指定とはちょっと違う、人間のワイセツさの可笑しみを綴っております。

決して恥ずかしい本ではありません。

人間の根っこにあるものを、ひょうひょうと描いております。
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