・・・出産するオス・数珠つなぎのSEX・メスの体内で養われるジゴロ・肛門のなかで暮らす魚・人間の性器から侵入する恐るべき魚・・・
ハーマン・メルヴィル賞を受賞した博覧強記の海洋生物学者による
大人のお伽噺のような、海の生きものたちの真実。
読み出したら止まらない!
世界で一番面白い海洋生物の紙上講座。驚きと知的快感の31章。
<「Nature」誌も激賞!
----海洋生物学の興奮させる話題が尽きることない本書は、最大級の賞賛に値する>
*美麗イラスト169点付き*
◎著者:ユージン・カプラン
海洋生物学者。ホフストラ大学・海洋研究所所長。同大学の環境保全学および生態学における特別栄誉教授。海洋生物に関する著述でハーマン・メルヴィル賞を受賞。『Problem Solving in Biology』『Peterson Field Guides』シリーズの2冊を始めとして、9冊の著書がある。
◎訳者:土屋晶子
翻訳家。訳書は『動物たちの喜びの王国』(インターシフト刊)のほか、『フューチャー・イズ・ワイルド』『フューチャー・イズ・ワイルド完全図解』『新恐竜−進化し続けた恐竜たちの世界』(ダイヤモンド社刊)など。
::目次::
1章 死を呼ぶ毒針
2章 マダコ狩り大会
3章 真夜中の怪談話
4章 エデンの園ーー禁断の木の実と生命の樹
5章 ロマンスの現実
6章 愛の妙薬
7章 南の海の細長いソーセージ
8章 学名が唯一つけられた雄性生殖器
9章 生きた槍
10章 オスが「出産」する
11章 ど派手なオスも元はメス
12章 奇跡の魚
13章 死と隣り合わせの美味
14章 海のうさぎ
15章 貝紫への情熱
16章 大きいほうがいい?
17章 潮干潟のバイオリン弾き
18章 幽霊にご注意
19章 奔放なセックスライフを送るには
20章 求愛方法
21章 アンチBLBクラブ
22章 シー・プッシー
23章 ヒトデとカキの戦いの真実
24章 ナマコの肛門にひそむ魚
25章 イエロー・サブマリン
26章 虚栄心は災いのたね
27章 性的に抑圧されていたビクトリア時代の分類学者
28章 男と女の不思議な関係
29章 ペニスの放血儀礼
30章 死と混乱
31章 タコと見つめ合うとき
注・参考文献+用語集
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最も参考になったカスタマーレビュー
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ミステリー小説のような面白さ!,
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レビュー対象商品: 奇妙でセクシーな海の生きものたち (単行本)
著者はれっきとした海洋生物学者だが、ストーリーテラーとしてもなかなかの腕前である。びっくり仰天のエピソードを盛り込みながら、海の生きものの生態を紹介していく展開は、 まるで良質のミステリーを読んでいるよう。豊富なイラストも雰囲気を盛り上げてくれる。 トリビア的な面だけではなく、きちんと海洋生物学のエッセンスが理解できるようになっているところもいい。 カニの体を乗っ取って操り人形のようにしてしまうメスのフクロムシ (しかもその生きた亡霊にさらにオスが寄生する!!)、 ポリプの毒針を体内に食べ入れ、自分の武器にしてしまうサイボーグのようなウミウシ・・・ などの話題がとくに面白かった。 どきどき楽しめる科学読み物として、おすすめ!
5つ星のうち 5.0
海へ行ってみたくなる本!,
By イソップ (http://blogs.yahoo.co.jp/isop18) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 奇妙でセクシーな海の生きものたち (単行本)
筆者は海洋生物学の第一人者で、本の内容は多様な知識が折り混ざり、31の項目に分けてあるので、気が向いた時に好きな項目を読めばいい。 しかも、あらゆる生き物にとって大切な性の交渉が、必ず出てきて、 それがなんとも面白く、想像の世界までかき立ててくれるのです。 優れた教授の、海洋生物に関する連続講義を聴いているのと同じです。 マダコを取る話から、毒を持つタコの話、同じ毒のフグのこと、 タツノオトシゴは、メスではなくオスが出産する話なども興味深いし、 両性具有のアメフラシが、輪になってセックスする話は笑っちゃいます! そうかと思えば、その割れ目が女性の性器に似ているとかで、 古くから貨幣代わりにまで大切にされた、宝貝の話も大変面白い。 この貝は色や模様のきれいなものが多いので、贈りものにも喜ばれる。 この本に出てくる生物は、専門科でないとわからないものもあるけど、 僕らのように海好きで、ゆっくり珊瑚礁に遊んだことのある者なら、 半分以上、7〜8割の生物は実際に見ている類のものでもある。 それは本の中で、ふんだんに引用されている図解でも確認できるし、 名前を聞くだけで、自分が出会った時の様子まで思い出せたりして、 この本は写真のコレクションと同じように、思いでの宝庫になります。
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