突然の失踪から自殺未遂・路上生活・肉体労働、アルコール中毒・強制入院まで。
波乱万丈の日々を綴った、今だから笑える赤裸々なノンフィクション!
カバー裏にシークレットおまけインタビューが掲載されています。
「これはもう総てのアズマニア、だけでなくすべての現代人にとっての福音の書だと思いました。面白くて面白くて、泣く暇も震える暇もありません。[足の丸い四等身で描かれた現代の新約聖書]て事でどうでしょうか。受難の煉獄とも言える全編を覆う、強烈な生命力が軽妙ですら有ります。」
菊地成孔(ミュージシャン)
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92 人中、84人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
天才の帰還,
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レビュー対象商品: 失踪日記 (コミック)
1980年代、コミックの世界にSFと美少女と不条理を持ち込んだ吾妻ひでお。直接、間接ともに、現在のアニメ、コミック会に絶大な影響を与えた作家である。(その割にマイナーだけど、そこが、ビック・マイナーたる所以か)ここのところ、発表される作品数もわずかで、ご無沙汰していたが、その理由が明らかになった。 ギャグ作家の宿命か、この10年ほどは精神的にも非常にキツイ状態になっていたようである。自殺未遂、2度の失踪 ホームレス生活、アルコール依存症による強制入院。壮絶である。 が、この、失踪日記を見て、これらを乗り越え、天才が完全復活したと確信した。上記の、非常にキツイ状況を、実に客観的なクールな視点で描き、しかも“笑える”作品に昇華しているのが凄い。 巻末の対談で、とりみき が書いているように、作画においても、最盛期のレベルを取り戻していると思う。 # でも、一番凄いのは、アシスタントも努める、吾妻氏の奥様かもしれない。 本書では、アルコール依存症での入院生活の前半部で終わっている。早く続きを読みたい!
106 人中、94人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
天才吾妻ひでお様へ。,
By ぬこ - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 失踪日記 (コミック)
新聞の書評でこの本の内容を読んだとき、不覚にも涙がダラダラ流れました。 「不条理日記」を人生のバイブルと思い、愛読してきた自分ですが 「最近、吾妻さんの作品見かけないなぁ。でも、あの人のことだ から、印税生活で楽しく暮らしてるんだろう」などと呑気に思って おりました。 それが、まさかの「失踪」。 しかしまあ、これも、あまりにも吾妻さんらしくて「涙」が出たの です。 早速取り寄せてこの本をむさぼり読みました。 浮浪者生活やら配管工生活やらアル中生活やら、次から次へと遠 い世界のことのような現実が・・・。 しかし、何よりも昔「SFを描きたかったのに、思うように描か せてもらえなかった」ということが、非常に驚きでした。 自分が一番熱狂して読んでいたのが、吾妻さんの不条理SFだっ たのに・・・。出版社には理解されてなかったのですね。残念な ことです。 吾妻さんには、自由に作品を描いて欲しい。出版社ではなくご自身 の納得いく作品を「楽しんで」←(ここ重要)描いていて欲しいです。 自分はただの一ファンですが、遠くから声援を送ります。 勿論、吾妻さんの印税生活には必ず協力しますとも!
52 人中、46人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ページをめくるたびに”本当に!?”と叫ぶ,
By Hironobu SUZUKI (東京渋谷区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 失踪日記 (コミック)
吾妻先生が失踪したらしいとかアル中になったらしいという噂はタビタビ聞いていました。それもあって、ページをめくるたびに「マジで?」「ホントに?」って叫びながら読んでいました。「これネタだろ」と思うほど人生が二転三転、じゃなかったどんどん坂を転がっていく。その凄まじさを淡々と書いているところが不条理日記より不条理です。一番笑った箇所はホームレスの吾妻先生が警察に保護されたあたり。ロリが少し入っている警察官のH田が飛び込んできて「色紙お願いします。」イラストになぜか”夢”という言葉を入れる。うーん、シュールな情景だ。これで復活!となるかどうかはわかりません。吾妻先生のことだし。今や中年になってしまった元ファンより最後に一言:長生きしてください吾妻先生
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