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失格社員 (新潮文庫)
 
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失格社員 (新潮文庫) [文庫]

江上 剛
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 660 通常配送無料 詳細
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合計価格: ¥ 1,220

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

嘘つき社員に傲慢部長、モーレツ執行役員にゴマスリ常務―不祥事の元凶がオフィスにはあふれている!サラリーマンが守るべき掟を「モーゼの十戒」に擬えて、コミカルにシニカルに描く。秘かに転職を目論む銀行員の心の内は…「二神に仕えるなかれ」、セクハラ対策を担当していながら、生保の中堅幹部はなぜセクハラに陥ったのか…「汝、姦淫するなかれ」など、傑作十篇収録。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

江上 剛
1954(昭和29)年、兵庫県生れ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)に入行。梅田、芝の支店を経て、本部の企画、人事部門に勤務。’97(平成9)年の第一勧銀総会屋事件では、広報部次長として混乱収拾に尽力した。2002年に、築地支店長を務める傍ら『非情銀行』を発表して作家デビュー。’03年3月、第2作『起死回生』の刊行と同時に、みずほ銀行を退行して、以後、執筆に専念している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 462ページ
  • 出版社: 新潮社 (2007/03)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4101462240
  • ISBN-13: 978-4101462240
  • 発売日: 2007/03
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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14 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
セクハラ,パワハラ,ワーカホリック。談合,買収,公私混同。元銀行行員だからこそリアルに語れる,失格サラリーマンの実態。「モーゼの十戒」にたとえて綴られる,現代の寓話たち。読んでいて身につまされます。

一話が短い上に,登場人物のキャラ付けも分かりやすいのでスルスルと読めるのですが,オチに納得行ったのは半分くらいかな。それでも「安息日を聖とせよ」に仕事漬けの日々を反省し,「汝の父母を敬え」では最後でほろっとさせられました。

会社員生活の現実を笑い飛ばしたいときに,いかがでしょう。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
着眼点は良く、力があればもっとおもしろくできた小説だと思います。
短編集だから読みきりましたが、長編だったら途中でやめていたと思います。

中途半端なものが多いんですよね。
最初の一編を読んで「ブラックなの?」と思ったのですが、他の小説はブラックとも、人情ものともいえない中途半端さ。

特に「汝、貪るなかれ」は尻切れトンボで、まだ続きがあるのかと思ってしまいました。
全体的に題材はいいだけに残念です。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 正義の味方 トップ500レビュアー
形式:文庫
江上剛氏の作品をこれまで多く読んできた。「金融庁物語」に代表される、銀行を舞台にseriousの一方でunrealisticの内容に読者が困惑という作品。或いは「円満退社」に代表されるTHE有頂天ホテルの如きドタバタ劇。こういう印象が強かったが、いくつか趣向の違う良い作品も出てきた。今回の「失格社員」はモーゼの十戒を擬えて銀行員や会社員の戒律を10話にしたものだ。それぞれ銀行内でここまではあり得ないような誇張はあるが、この十戒ということを考えれば、それなりに面白い。特に同僚、上司を平気で騙す、陥れる、裏切るという場面はどの企業や組織でもありそうだ。特に第8話「汝、盗むなかれ」にある外資系金融機関の広報部次長のずるがしこさ、卑怯さは必読であろう。今回のレビューで敢えて5つ星にしたのは、「あとがき」にかえて「十一番目の戒律」として、江上氏の第一勧銀入行後の父の教えに沿った芯のある行動からである。若い時から常に配属先の上司との衝突の繰り返し、大蔵省(現金融庁)銀行局課長との喧嘩(そして出入り禁止)、そしてこれは有名な第一勧銀総会屋事件、退職という、珍しく「総会屋事件」以前のご自身の生き様も赤裸々に載せられており、これによって今回江上氏を見直した次第である。巷に氾濫するコンプライアンス関連書籍よりも、この「失格社員」の方がその周知徹底に効果ありと見た。
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