森博嗣さんの講談社ノベルスのシリーズが発表されなくなって寂しく思っている中、届いたのが猫好きにはたまらない、森博嗣さんと佐久間真人さんのコラボ第2弾。9年ぶりの『猫の建築家』の姉妹編。
『猫の建築家』同様、まず佐久間真人さんの絵があって(『猫の建築家』のあと約8年の間に描かれた絵だそう)、これを森博嗣さんが自由にピックアップし並べて物語詩を作られた一風変わった絵本になっています。英語訳もついていて勉強にもなります。
佐久間真人さんのレトロモダンな建築物や鉄道の風景の中にちっちゃな猫がいる絵は魅力的。『猫の建築家』と改めて見比べてみるのもおもしろいかもです。
物語は、"白い猫は建築家。斑の猫は革命家。伝説の猫は、ずっと昔にいなくなった……"と宣伝文句に書かれていましたが、静かに行動し思索している猫たちは森博嗣さんならでは。森作品の主要人間キャラたちが何かを理解しようと思考している際の姿にもちょっと通じるものも?