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失われた時を求めて〈1〉第一篇 スワン家の方へ〈1〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ)
 
 

失われた時を求めて〈1〉第一篇 スワン家の方へ〈1〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ) [文庫]

マルセル プルースト , 鈴木 道彦
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 930 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

無意志的意志によって蘇る全コンブレー。
ある冬の日、紅茶にひたしたひと口のマドレーヌからふと蘇るコンブレーの記憶、サンザシの花、少女ジルベルトの瞳、サン=ティレールの鐘塔。そこで過ごした少年の日々を貫く二つの散歩道??。

内容(「BOOK」データベースより)

語り手が眠りに引き込まれてゆく描写から、小説は始まる。夢現の状態、目ざめ、そのときに思い起こすコンブレーでの幼年時代、母が与えてくれた「おやすみ」のキス…。しかしこれらの記憶は断片的で、本当に生きた過去を返してはくれない。ところが後になって、ある冬の日に、何気なく紅茶に浸したプチット・マドレーヌを口に入れたとたん、幼年時代に味わった同じマドレーヌが思い出され、それと同時に全コンブレーの生きた姿が蘇る(第一篇第一部)。

登録情報

  • 文庫: 495ページ
  • 出版社: 集英社 (2006/3/17)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087610209
  • ISBN-13: 978-4087610208
  • 発売日: 2006/3/17
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 53,874位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
37 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
大傑作です。
しかし、忍耐が要ります。

まず、比喩の極度の緻密さを読み解くのに、苦労します。
それから、「こんな上流階級の社交の延々たる描写が、今を生きる自分に何の関係がある?」
という疑問に途中で何度も苛まれます。
従って、仮に読み終えても二度と読み直すことはあるまいと思いながら読んでいました。
ところが、です。最後の第7篇『見出された時』に至って、急に加速がつきました。
極めて特殊と思われた登場人物たちの背後から、普遍的人間像が立ち上がってきます。
それと同時に、味わい尽くせなかった細部をもう一度味わい直したいという願望が俄然湧き起こってきました。

再読した時、この大長編はどう変貌するのでしょうか。楽しみです。
このレビューは参考になりましたか?
48 人中、41人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
大人になると、なかなか読書に時間がとれないものだ。それだけに、読める本もだんだん限られてくる。
そういうあなたに本書はお勧めだ。福田和也氏いうところの「甘美な読書」「贅沢な読書」ができる。私が保証する。
第一巻を読み終えたら、是非次に進んで欲しい。ラストの「見出された時」の最後まで読み進めて、ああ、読んでよかった、と思えるはずだ。
私事で恐縮だが、私が初めて手に取った「〜時を求めて」は新潮社版だった。それも素晴らしかったが、本書の鈴木道彦版だってお勧めだ。「失われた〜」を読まずに人生を終えてしまうなんて、あまりにももったいない。
なお、ジャン・イヴ・タディエ氏の「評伝 プルースト」もここでお勧めしておく。「〜を求めて」のバックグラウンドを知りたい方に(やや分厚いですが)読んで欲しい。なお、本書のちくま文庫版(井上究一郎翻訳)には、タディエ氏の文章が載っている。集英社版にはないので、タディエ氏の文に触れてみたい方はちくま版をどうぞ。
井上氏版と鈴木氏版、どちらが優れているのか・・・ということはちょっとわかりませんが、私は両方読破しましたが、どちらも素敵だった、と申し上げておきます。
話を最初に戻しますが、こんな素敵な小説を読まずに人生を終える、なんてもったいない。読書に時間を費やして、果たしてどれを読もうか・・・と悩んでいる方に、是非お勧めだ。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By でんど〜 VINE™ メンバー
形式:文庫
「第三篇 ゲルマントの方 II」第6巻まで読みました。

ふー。

読み終えて衝撃の事実を知りました。「失われた時を求めて」ってのは、全10巻と固く信じ込んでたんですが、なんと13巻だと・・・。たはっ・・・。まだ半分も来てないんだ。。。。

5巻目を読了したのが去年の12月17日だから、一冊読むのに2ヶ月弱かかったことになる。ってことをは、残り全部読むのに、え〜と、あと1年と2ヶ月。。。。。。

ふー。

分量のことばかり書きましたが、実は、ストーリーの方は相当盛り上がって来ております。ようやくプルーストが一体何を書こうとしているのか、分かってきた気がします。

例えばこの6巻。ほとんど一巻すべてを費やして描かれるのが、「フランス社交界における才気(エスプリ)」。その究極の存在として君臨する「ゲルマント公爵夫人」。その壮大なる空虚。

さらに、プルースト自身の屈折ぶりが明瞭にあらわれる「ユダヤ人」と「同性愛」のテーマ。特に後者については、ますますのっぴきならない気配を秘めながら、次巻へ続きます。

次巻のタイトルは「ソドムとゴモラ」。言うまでもなく、聖書に現れる酒池肉林の街。神の怒りをかって崩壊したという。ということで、物語はいよいよその暗黒の世界へ奥深く入り込んで行くのでしょう。

人間の底知れぬ内面。そのすべての側面を妥協なく書き記すこと。

さらに、プルースト先生に食い下がって行くことにしましょう。。。。っていうか、もう引き返せない・・・。
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