ほかの方の評価があまりにも高いので、正直、驚いています。うがった見方しちゃうと、「さくら」ではないかとすら感じてしまうほど評価が高いと感じたのが私の率直な感想です。最近は、アマゾンのレビューも、知り合いの人が応援するために書いたものが増えており、残念です。すいません、勝手な憶測ですが、一応、書かせてもらいます。
本書の一番目立つタイトルが「200万円をためる」とか書かれていて、お金管理術的な本だと思わせているけど、実際には「リストラされた女性が起業するまでのあゆみ」という内容がメインの本です。実践的なお金運用、知識を求める人には向いていないと思います。タイトルが本書のメイン内容と合っていません。
著者は、普通のキャリアウーマンでした。でも、リストラをきかっけに猛勉強し、成功を収めました。その成功体験から、お金の管理術、自己実現の方法、起業の仕方を分かりやすく書かれています。読み勧めると著者の気さくな感じで、前向きな生き方が伝わってきます。今どきの、キャリアウーマンって感じです。
ファイナンスに関する専門書を100冊以上読破して、見識を深め、その見識をもとにブログをはじめてさまざまな人と交流を広げ成功し、しまいには講演会にも呼ばれるようになった。さらに、講演会を聞いた出版社から声がかかり、本書を出版するまでになったと書かれていました。
読み進めると、今の時代はたとえリストラされても、ネットを使い、着実に猛勉強すれば、自立してお金をかせぐことも決して不可能ではないんだと勇気がもらえます。語り口も、講演会で洗練されているから、やっぱりわかりやすい。難しくなく、どんどん読み進められます。
以上が、よい点です。
ただ、本書の題名の「節約」「お金をためる」という観点からの内容をみると、これままでの「お金管理術」で話題になったテーマばかりで、目新しさは、ほぼゼロでした。それが残念です。多くの人が感じていること、また多くの人がこれまで言ってきたことを、あらためてブログ風な語り口調でまとめた本という感じがしました。ただ、頭の中を整理するためや、基本的なことを知りたい人にとっては、とっても重宝する内容だと思います。
著者は、特に自分への先行投資はばんばかするようで、一つの新しい分野にいどむときは、その分野の本を100冊くらい読みこむそうです。1冊1000円くらいとしても先行投資は10万円。その投資により、新しい仕事が開拓でき、今回のように本まで出版できるようになる。だから先行投資は、ばんばんしましょーっと、すっきりと書かれています。この内容には共感が持てました。私もみみっちく1000円をおしまず、読みたい本はどんどん読もうと思えました。図書館はな自分を戒めました(笑)。
まとめていうと、お金の知識があまりないと思われる方、もしくは、何かしら副業したい、起業したいと考えている方向けの本だと思います。