うつ病に罹った夫及び妻との夫婦関係の問題は非常に多い。
うつが遷延するほど、このずれが多くなる。
夫が患者とすると、妻に攻撃される何も言えない
妻の考えは、どう接して良いか分からない、夫に怒られる
などの、不一致が臨床上非常に多い。
この本は、水島先生がなさってる対人関係療法の
夫婦面接の経験を生かして書かれたものである。
それだけに、深さがある。
うつ病だけでなく、PTSD、摂食障害、気分変調障害、
社交不安障害、双極性障害にも応用が効く。
この本はうつ病に限らず、シリーズの本の病気の理解と言うよりも、
その病気から来る夫婦・パートナーと問題が書かれてある。
夫婦だけでなく、恋人に病気を告知されたら離れていった例も少なくない。
そんな中、この本は患者さんの立場に立って優しく書かれている本である。