このマンガに登場する一家は、経済的に豊かで少し一般家庭とはかけ離れた浪費癖が見られるし、恵まれた環境で育った娘2人のわがままな言動がちょっと鼻につく場面も多々ある。と思いつつも、結局新刊が出るたびにすぐに購入し読み続けたのは、純粋にこのエッセイマンガが読みごたえのある面白いマンガだからだと思う。
作者は好奇心旺盛で、ひたすらいろいろな本を読みネットで探り実際にトライもする。(グルメから英語、お受験、通販、歯の矯正、旅行、病気の治療法などなど)情報収集力が半端ではないから、これまでの巻で参考にさせてもらったことがけっこうたくさんある。また、この一家のキャラクターがそれぞれに個性的で、その言動に対して覚めたコメントをはさみつつ、テンポよくコミカルに描く作者のセンスはすごいと思う。読んでいて惹きこまれるのだ。
とうとう最後となったこの巻を読んで、連載は終わったが、決しておもしろくなくなったから終わったのではないと感じた。もし理由があるとしたら、長女が通っている学校の方針で長女の学校ネタをマンガに描けなくなったことか?そのネタがなくても、長女はじめ家族の日常の言動は十分笑える。このマンガの前身「こだわりの育児」から読んでいた私としては、長女の成長の様子が今後詳しく読めないというのは、思ったよりずっと寂しい。(二女の方は別のマンガで描いている。)時々は近況報告して欲しい。