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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
モームらしさ,
By
レビュー対象商品: 夫が多すぎて (岩波文庫) (文庫)
小説家に本格的に転進する前のモームの作品。『サミング・アップ』に詳しいが、彼は第一次大戦前には劇作家として名を成していた。話し言葉の上手さには定評があり、そしてその常に「オチ」をつけようとする態度が観客に受けたため、彼の劇の大半は当たったらしい。そんなわけでこの作品は喜劇である。夫が戦死したと伝えられていた妻に夫の友人が求婚する。妻がそれを受けようとしていたときに、まさかの夫の帰還。 バルザック『シャベール大佐』などのように概ねこのような展開は悲劇を生むのだが、そこはモーム。終始明るいノリで、物語には悲劇性の欠片もない。ずるがしこい妻の描き方もいい。 結末も笑える上にどこかほのぼのとしていて、モームの「まあ、そう気を張らずに生きてけよ」というメッセージが伝わってくる。 ひどい展開の悲劇も文学。これもまた文学。
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
モームの魅力,
By カスタマー
レビュー対象商品: 夫が多すぎて (岩波文庫) (文庫)
モームの魅力は何回も読みたくなる事だと思う。「ゲラゲラ」と笑うと言う事ではないが、話に魅力があり、ついついページをめくりたくなる。しかしそんスリリングな展開があるわけではない。でもめくっている。そしてもっと読みたくなる。そんな本である。変な説明ですいません。
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