登録情報
|
| 1. 魂の本 |
| 2. あえてこそ |
| 3. 春 |
| 4. 再会 |
| 5. ゆうなぎ |
| 6. 日の出の日 |
| 7. 夏 |
| 8. そこへゆけ |
| 9. 晴れたり、曇ったり |
| 10. 秋 |
| 11. 歌 |
| 12. 笑顔 |
| 13. 生きている |
| 14. 冬 |
| 15. いつも二人で |
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
真の愛に溢れたアルバム,
By ヨーヘイ (福岡県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 太陽 (CD)
音楽好きな人たちの中に起こる議論の一つに「1stアルバムか、2ndアルバムか」というものがある。
例えばオアシス然り、ウィーザー然り。日本で言えば小沢健二なんかがその議論の対象となるであろう(まあ、小沢健二はアルバム自体が非常に少ないアーティストではあるが)。 中村一義もその系譜に入る一人ではないかと思う。「金字塔」か、「太陽」か。人それぞれ好みは異なるし、結局は両方選んでしまう、という人も数多くいると思われるが、個人的には散々悩んだ挙句、この「太陽」を選んでしまう。 「金字塔」との比較について、私は次のように解釈している。 「金字塔」は長い間『他者との関係』を絶ってきた青年が、少しずつその関係を見つめなおしながら「感情が全ての人たちに降り注ぎますように」という慈愛に満ちた決意に至るまでの過程を描いたアルバム。 そして、「太陽」は「金字塔」で決意した『他者との関係』を築こうとして、傷つき、悲しむことがありながらも、自分にとって本当に大切な『他者(これはやはり早苗さんのことではないかと邪推してしまう)との出会い』に至るまでの過程を描いたアルバムであると。 『他者との関係』を築くのは本当に困難である。どうしてこうならないんだろう、とか、何故そんなことを言うんだろう、とか。いつもすれ違いや傷つけあいの連続だ。このアルバムにもそういう場面を切り取った影響からか、揺れ動く感情を描いた曲が多く、とっちらかった印象を抱く人もいるかもしれない(だからこそ誠実なアルバムだと言える)。 しかし、それでも「人を笑わせんのも、泣かせんのも、人」でしかないのだ。生まれた環境も、育ってきた状況も、会ってきた人たちも、それまでの経験も、全て異なる人たちの摩擦でこの世界は動いている。楽しいことばかりではないだろうし、傷つき悲しむこともあるだろう。 その中で、何かを分かち合える『君』に出会えた。こんなに素晴らしいことはない。だから「みんなを待つ誰かや、みんなを待つ誰かも…、出会えるといいな」と中村一義は歌うのだ。 そう、人生と言う名の、世界という名の「列車は走るんだ」。そして、『他者』と出会うことで「生きている」実感を掴んで欲しい。このアルバムを通して、中村一義はそう言っているように聞こえてならない。真の愛に溢れたアルバムである。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
生まれてくる街の話,
By
レビュー対象商品: 太陽 (CD)
中村一義が歌謡曲に接近した、彼のキャリアの中ではかなりの異色作。
金字塔やERAと比べて耳なじみがいいようで、刺激が無いので分かりにくい気もする。 例えば自分たちの生活に強く根付き、当然にある幸せの存在に気づかせてくれるような音楽。 このアルバムを聴くと、質素でも笑顔を絶やさないような、そんな雰囲気を感じる。 全く聞き取れないような歌詞の乗せ方、歌い方をする彼ではあるが、実はほとんどの人よりもそういう日本的なものを大切にしているようだ。 そしてラストの「いつも二人で」。この世のあらゆるものは循環し、次へと伝えられていく。それがどれだけ素晴らしいことか。 そしてその素晴らしさと、このアルバムの素晴らしさは限りなく近い。そんな傑作をまた次へと伝えていきたいと思う次第。 で、ジャケット、歌詞カードのアートワークがこれまた良い。90年代ってこんな感じだよね
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
CDジャケットがいかにもダサくてGOOD,
By
レビュー対象商品: 太陽 (CD)
金字塔で打ち立てた中村サウンドをより大衆的に、親しみやすくした感のある音作りの2ndアルバム。
と言っても金字塔も音的には十分ポップであったが、しかしいかんせんあれは毒がある作品だった。 つまり今作はその金字塔から毒が抜かれた、単純に楽しい作品だということである。 それが災いしたのか、金字塔や次作のERAが好きだというファンにはイマイチ評判が芳しくない。 まあその「毒」が非常に的を射ているというか、共感できる部分が多々あった事も紛れもない事実であるし、実際それがこの人の魅力とされているのだ。 だから今作が芳しい評価を付けられぬのも、それは頷ける話である。それだけクリーンな音楽だと思う。 しかしそんな「毒」などなくとも、このアルバムは非常に楽しめる、エンターテイメントとして十分に機能できているだろう。 「アルバムで季節を表現する」というどこまでもありがちなコンセプトでありながらも、それがあの子供臭いサウンドに乗っかると、本当に子供がワイワイ言っているようで、そして母や先生に「見て見て!こんな凄いの作ったんだよ!」と言っているように聴こえてきて、それがまたクセになるくらい楽しいのだ。 曲も佳曲揃いだし(個人的にはダンシング・クイーン風の「生きている」が一番好きだ)、買って損はないのでは? 個性と大衆性を両立出来ているアルバムなんて、結構貴重だと思いますよ。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
|
|
この商品のクチコミ一覧
関連トピック一覧のアクティブなトピック
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|