系統連系というのは既存の送電線に発電装置を接続するということですが、
この本書の内容はそのテーマについて、完全に施行業者向けに書かれています。
一般の読者が読んでもほとんど理解することが出来ず、
電気主任技術者などの資格保持者などが対象になると思われます。
新エネルギー一般の解説と太陽光発電、風力発電について、若干の説明があります。
風力発電については、発電機の種類の違いなどの解説があります。
系統連系については、実質的には題名とは裏腹に太陽光発電と風力発電に拘る必要はなく、
分散型電源と呼ばれるもの全般が系統連系する場合について、多くの解説があります。
ですから、これは系統連系について書かれているとだけ考えてよい本だと思います。
内容は系統連系が許されている逆潮流ありとなしでの技術的な要件、
保護リレーの種類、単独運転防止の仕組み、などです。
一番最後に法的手続きの解説がありますが、
発電設備を設置するには電力会社への事前協議と原子力安全保安院への届け出が必要なようです。