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太陽は動かない [単行本]

吉田 修一
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

新油田開発利権争いの渦中で起きた射殺事件。AN通信の鷹野一彦は、部下の田岡と共に、その背後関係を探っていた。産業スパイ――目的は、いち早く機密情報を手に入れ高値で売り飛ばすこと。商売敵のデイビッド・キムと、謎の美女AYAKOが暗躍し、ウイグルの反政府組織による爆破計画の噂もあるなか、田岡が何者かに拉致された……。いったい何が起きているのか。陰で糸引く黒幕の正体は?
暗闇の中を、本能のままに猛スピードで疾走するスパイ、謎の女、政治家、大学教授、電機メーカー取締役、銀行頭取……。それぞれの思惑が水面下で絡み合う、目に見えない攻防戦。謀略、誘惑、疑念、野心、裏切り、そして迫るタイムリミット――。
未来を牛耳り、巨万の富を得るのは、誰なのか? そして物語は、さらにノンストップ・アクション急展開!!

この世で最も価値あるものは情報だ。
情報は、宝――。
宝探しに秀でた者だけが、世界を制する。

金、性愛、名誉、幸福……狂おしいまでの「生命の欲求」に喘ぐ、しなやかで艶やかな男女たちを描いた、超弩級のエンターテイメント長篇!

内容(「BOOK」データベースより)

新油田開発利権争いの渦中で起きた射殺事件。AN通信の鷹野一彦は、部下の田岡と共に、その背後関係を探っていた。商売敵のデイビッド・キムと、謎の美女AYAKOが暗躍し、ウイグルの反政府組織による爆破計画の噂もあるなか、田岡が何者かに拉致された…。いったい何が起きているのか。陰で糸引く黒幕の正体は?それぞれの思惑が水面下で絡み合う、目に見えない攻防戦。謀略、誘惑、疑念、野心、裏切り、そして迫るタイムリミット―。

登録情報

  • 単行本: 428ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2012/4/25)
  • ISBN-10: 4344021681
  • ISBN-13: 978-4344021686
  • 発売日: 2012/4/25
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.6 x 3.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
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17 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 微妙かなぁ・・・。 2012/5/21
By Nyanko トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
悪人、横道世之介は面白かったです。
今回、新しいジャンルにチャレンジかなと思いつつ購入。
情報を奪い合い、エネルギーに関する技術を奪い合いという設定はいまどきらしくて良かったと思います。
登場人物の配置、主人公の属する謎の組織という設定も面白かったです。
ただ、ストーリーを転がしていくのに力点が置かれ
個々の魅力的になり得る登場人物の性格描写の書き込みがやや足りない感じがして残念でした。
各登場人物の描写がもう少し立体的になると、話の流れの強引さを差し引いても
もっと面白くなるのではないかな?と思いました。
吉田さんの、孤独の影を抱えた、100%幸せってわけではない人物の造形はお上手ですね。
シリーズ化されるならば、その中で人物の奥行きが深められることに期待です。
この作品のみとなると、ハードカバーですぐ買って読むことを手放しでオススメ・・・とは言いにくいです。
文庫を待って読んでもいいのかなぁ。
ちょっと微妙な読後感でした。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 著者の新境地 2012/9/18
形式:単行本
まぎれもないスパイ小説であり、スリリングな物語の展開、さらには生々しいアクションシーンの数々に見られるように、これまでのこの著者の小説とは、かなり作風が違っている。その意味では、芥川賞作家・吉田修一のファンとして読むならば、少し読み心地の悪さのようなものを感じるかもしれない。どうも、人間個々の心理描写よりも、スピーディーなストーリー展開のほうに重きを置いているように思えてならないのだ。
宇宙光発電や新太陽光パネルといった新世代エネルギー開発をめぐって、ベトナム・日本・韓国・アメリカと、国際社会を舞台に物語は進んでいく。まさにスケールの大きなスパイ小説なのだ。
目的に向かってひたすら突き進むスパイをはじめ、韓国のスパイ、謎の女性、実業家、大学教授、政治家などなど、多くの人物たちが登場し、あるタイムリミットが迫ってくる中、それぞれの思惑が絡み合いながら攻防戦が繰り広げられる。内容も今日的なテーマがふんだんに盛り込まれており、小説として、面白くないわけがない。それに、この物語の中で書かれているような、それぞれの国が抱える問題点を吟味すれば、国際社会の今後の在り方についても、深く考えさせられる。スパイ小説のエレメントを、これでもかというぐらいに詰め込んだ作品で、複雑なパズルを解いていくような楽しみも味わえた。
確か著者は、ある新聞のインタビューで「とにかく楽しんで読んでもらえればと思って書きました」と答えていたおられたが、その目的は充分に達成できたのではないだろうか。
ただ、やはり、これまでの吉田作品とは異なり、どうしても、映画の脚本を読んでいるかのような浅薄さを感じざるを得なかったところがある。要するに、人物造形が浅く、作品全体を物足りないものにしているのだ。登場人物が非常に多いとはいえ、もう少し、奥深い人間ドラマを描いて欲しかったと思う。
とはいえ、著者のこの手の作品を否定しているわけではない。これまで著者が描いていたようなテーストを、もっと生かして欲しいのだ。
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5つ星のうち 3.0 太陽に翻弄される男たちの物語 2013/3/24
形式:単行本|Amazon.co.jpで購入済み
表向きはネットの時事通信社として活動しているAN通信。
しかし実態は情報を横流ししている日本の産業スパイ。
リーダーの鷹野は部下の田岡とともに、
ベトナム、香港、中国、モンゴル、日本などの舞台で、
太陽の利権争いへ巻き込まれます。

私は良かった点を上げます。
物語の最初の舞台であるホーチミンの路地裏描写が印象的でした。

『ホテルのパーティー会場を出た鷹野は
 タキシードのまま、蒸し暑い夜の街を歩いてこの支局へと戻った。
 夜道を歩きながらジャケットとネクタイはすでに外し、
 シャツの胸をはだけているが、
 それでもオレンジ色に照らされた街灯の下、
 汗は体中から噴き出している。
 支局の入る雑居ビルの前には、
 今夜もバインミーの屋台が出ている。
 鷹野は汗だくのまま、屋台の店主にフランスパンに挟む具材を指で差し、
 ボリュームたっぷりのバインミーを二つ買って、
 雑居ビルの階段を三階まで駆け上がった。』

異国の日常に溶け込み、非日常の金額が動く情報を握るために奔走する鷹野と田岡。
彼らがどんな場所でどんなことをするか、イメージしやすかった。
という点で、かなかな楽しめる一冊でした。
鷹野が堤真一さん、田岡が生田斗真さんと、
イメージがわきやすいところは、映像向けの作品でもあるかなと思います。

文庫化されれば、読書好きの友達には、ススメられる一冊です。
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5つ星のうち 1.0 名だたる賞が泣く安っぽい小説
安っぽい小説です。
設定や構成、人物や組織の描き方など全てが劇画的で薄っぺらです。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: Sasori M
5つ星のうち 3.0 面白かったけど・・・
楽しく一気に読みました。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: 黒ふくろう
5つ星のうち 4.0 傑作国際謀略小説!!だが…
(ネタばれ注意!!)... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: ノースリバー
5つ星のうち 4.0 吉田修一の直球エンタメ
ストーリーは内容紹介にあるとおりですたい。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: 朝犬
5つ星のうち 4.0 おもしろい!スパイ大作戦!
ミッションインポッシブルの日本版という感じで、楽しく読みました。途中まで、ハラハラドキドキ。命は助かるのか?どっちにつくのか?でも、後半は、残りこのページ数で、ラ... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: ヒロゴン
5つ星のうち 4.0 なかなか良かった
え、これの何処が「悪人」の吉田修一?と最初戸惑った。目次の次に羅列された登場人物の多さに目眩がした。だが、意外とこれがごちゃごちゃにならなかった。3分の1位からは... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: swing
5つ星のうち 3.0 話は良いけど、読み心地がわるい
この作家の作品は初めてです。『悪人』書いた人なのですね。それすら知らず。。。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: Cappuccino
5つ星のうち 2.0 リタイア予定
100ページ弱読み進めたとこで何ですけど、疲れた。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: machi
5つ星のうち 4.0 スケール感のあるスパイ活劇ではあるが・・・
日本・中国を舞台に、世界規模の利権を巡って、各国のスパイが暗躍!帯では「ノンストップ・アクション超大作」となっているが、その限りにおいては、☆5つなんだが。。。<... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: INAVI
5つ星のうち 5.0 やっぱり芥川賞ではなく直木賞作家だった
確か彼の受賞回で芥川賞と直木賞のボーダーレスが話題になったのではなかったでしょうか? 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: GOD 
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