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太陽の王子 ホルスの大冒険 [DVD]
 
 

太陽の王子 ホルスの大冒険 [DVD]

大方斐紗子, 市原悦子 DVD
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登録情報

  • 出演: 大方斐紗子, 市原悦子, 平幹二郎
  • 形式: Color, Widescreen
  • 言語 日本語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 2.35:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: 東映ビデオ
  • DVD発売日: 2002/07/21
  • 時間: 82 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B000066AET
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 26,954位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

現在のアニメ界を支える最良のスタッフが、“人間の団結”をテーマに作り上げた名作。深沢一夫の戯曲「チキサニの太陽」を基に、北欧的なイメージで舞台が設定され、人間の持つ善悪両面にまで踏み込んだ描き方がなされているアドベンチャーアニメ。

内容(「Oricon」データベースより)

宮崎駿、大塚康生のコンビが贈る、少年ホルスの勇気溢れる冒険を描いた劇場用アニメ。声の出演に大方斐紗子、市原悦子ほか。

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43 人中、41人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
日本の劇場用アニメーションを語る上で、絶対に外せない一本。
ストーリーは少々社会主義の香りがするが、いたずらにファンタジーに走らず、しっかりした話。
ヒロインのヒルダは現在の美少女キャラの原形ともいえ、憂いを秘めた奥の深い演技をみせてくれる。
当時の新劇の俳優が声を当てており、その演技力がまたこの作品の魅力。

私は子供の頃この作品を劇場で観て物凄く感動したことを覚えている。とにかく必見。

このレビューは参考になりましたか?
12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kagyu
 社会主義の思想が入っているとか、子ども向きの作品ではないとの意見があるようですが、昔、これ、学校全体で見に行ったんですよね。先生たちも一緒に。しかも、確か文部省選定だったような・・・。
 学校の壁新聞にもこの映画の記事がありました。セル画の枚数が前代未聞の多さだとか、色彩も今までなかったくらいに微妙な色がたくさん使ってあるとか書いてありました。それを読んで子どもながらに見たいな、と思っていたのです。だから学校から見に行くことになって喜んだものです。

 しかし、子どもだった自分にとっては少々期待はずれでした。「太陽の王子」と言うわりに、神がかり的なことも超人的なことも何もなく、「大冒険」というわりに、小さな村を守るだけの話だったからです。
 
 その点では、子どもだった自分にとってはこの映画の価値はわからなかったと言うのがやはり本当のところです。
 
 この映画の価値がわかったのはむしろ大人になってからのことでした。ヒルダのキャラクターと彼女の歌にまずやられました。ロリコンと言われれば「その通りです」と言うしかありませんが、彼女の魅力にはその後さんざん作られる美少女キャラをはるかに超える品格と神秘性があったと思うのです。特に彼女の登場シーン。誰もいないはずの廃墟の村に美しい歌声が聞こえてくる。主人公がその歌声に引かれていくと、船の舳先の上に坐って少女が竪琴を鳴らしながら超絶的に美しい歌を歌っている。

 ヒルダが登場してからはヒルダのほうが主人公になるようです。映画のラストで彼女は「自分は特別」といった自分の殻を捨て、神秘性を脱ぎ捨て、ただの「村の女」になるのです。そこには幻滅と同時に「それこそが人間の正しい生き方であり、幸福なのだ」というような印象がありました。この映画の感動はそういうことだったと思います。そのせいか、私はこの映画を再見した頃から「共同体」ということをよく考えるようになりました。

 社会主義といえば社会主義かもしれませんが、「自分のケチなプライドを捨てて共同体のためにその一員として働く」こと自体は全く正しいんじゃないでしょうか。「神がかり的なことや超人的な幻想なんかよりそのほうが正しいのだ。そして、それを受け入れることが大人になるということなのだ」。そういうメッセージを子どもの頃、無意識ながらも受け取ったような気がするのです。そう考えると、これを子どもに見せることには教育的な価値があると思います。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
冒頭、年長者と共に生活する主人公。年長者の死と新たな人々との出会い、理解と相克の後の戦いと勝利、集団への回帰、というストーリー運びは「未来少年コナン」の先触れでした。
今日、一部で社会主義と揶揄される村の共同体の生活描写は、その信仰や文化を丁寧に表現した上での描写を見れば、陳腐なアジテーション作品でないことは分かるはずです。そして後の「ナウシカ」へと連なります。
今回は何よりも、もりやすじさんのキャラクターの素晴らしさが抜きん出ていました。今作はヒルダがもりさんの担当で、顔や上半身の場面でも全て全身の原画を描かれていたと聞きました。
人と人の絆と魂の開放を謳ったテーマは、硬く凍りついたヒルダの心と、孤立する現代人を重ねるとき、遙か60年代から熱く語りかける過日の東映動画の巨匠達からの応援のメッセージさえ感じます。
唯一惜しいのは、雪狼の村襲撃シーン。一枚絵の積み重ねのそのシーンは、後の無意味な一枚絵や止め絵を良しとするキャラアニメの前例になってしまったのでしょうか?
労働争議の末に完成、興行的失敗から何人かのスタッフが処分されたそうですが、時を経て東映動画の芸術的財産になっています。日本のアニメファンにとっても、末永く芸術的財産でありますように。
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