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太陽の子 (角川文庫)
 
 

太陽の子 (角川文庫) [文庫]

灰谷 健次郎
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (40件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

ふうちゃんが六年生になった頃、お父さんが心の病気にかかった。お父さんの病気は、どうやら「沖縄と戦争」に原因があるらしい。なぜ、お父さんの心の中だけ戦争は続くのだろう? 著者渾身の長編小説!

内容(「BOOK」データベースより)

ふうちゃんは、神戸生まれの女の子。おとうさんとおかあさんは沖縄出身で、神戸の下町で琉球料理の店「てだのふあ・おきなわ亭」を営んでいる。やさしい常連さんたちに囲まれて明るく育ったふうちゃんだが、六年生になった頃、おとうさんが心の病気で苦しむようになる。おとうさんの病気の原因は何なのか?ふうちゃんは、「沖縄と戦争」にその鍵があることに気づきはじめる…。戦争は本当に終わっているのだろうか。なぜおとうさんの心の中でだけ戦争は続くのか?今、日本人が本当に知らなくてはならないことがここにある。

登録情報

  • 文庫: 430ページ
  • 出版社: 角川書店 (1998/06)
  • ISBN-10: 4043520107
  • ISBN-13: 978-4043520107
  • 発売日: 1998/06
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (40件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 57,130位 (本のベストセラーを見る)
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33 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
『兎の眼』を読み、灰谷さんの他の作品も読みたいと思って、この作品に

辿り着きました、素晴らしい作品でした。多くの人に読んでもらいたいと

思いました。

こころの病気、戦争、沖縄、こころのやさしさなどについて考える機会と

なり、また心から感動しました。「痛み,辛さを知った人こそ、真のこころ

のやさしさを育むことができる」、ふうちゃんが苦しみ、悲しみながらも

成長してゆく姿に胸打たれ、これまでの自分を恥じました。日本人として

知っておかなければならない過去の事実を学び、また相手の気持ちをより

一層考えられるひととなれるよう努力したいです。
このレビューは参考になりましたか?
30 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
ほんの九歳の頃、この小説を読んで泣けて仕方なかったのを憶えている。本土からの視線では無視あるいは劣視される沖縄というマイノリティ文化を軸に、そのオキナワと戦争を引きずっって本土で生きる父の苦しみ、それを支える母の苦しみ、その狭間で世界の無惨さに目を開かれずにはいられなくなる思春期の入り口に立った少女ふうちゃんの物語に、本州の北部で何不自由のない生活をしていた子供の私が、その無力さに泣かされたというのは、今考えればこの作品の力を物語りはしないか。

あれからほぼ二十年がたち、現在合衆国在住。人間と人間の間にはあたかも差違も葛藤もないかのような、さながら「目を閉じたままのドライブ」のような日本社会の「人間」のあしらいも、数々の問題で終焉を迎えつつあるのは良いことでもあるが、今後の目安が立たぬままいたずらに、なお混乱を引き起こしはせぬか、半ば恐れながら遠方より見守る今、思い出すのは「太陽の子」である。この本を子供若者のみならず大人にこそ読んでもらえたら、と思い読み返した。人と人の間は、黙って目をつむってさえいれば丸く納まるというような、「優しさ」の仮面を被る無関心無責任怠惰で納まるほど甘くない、ということをおそらく私の人生で一番初めに教えてくれた本である。真のやさしさとは、人間がそもそも具え持った筈の善意を破壊するものとの命懸けの争いであり、それは個々人一生かけて取り組まねばならぬ学習なのだ。それに他民族うち・そと、敵仲間のきらいはない。自分以外の者を知るということは、共存しようという意志を貫いて実践してゆくことと変わりはなく、それを怠れば滅亡だけが宿命づけられた今日の世界で、誰もに一度は読んで貰いたい、最高の課題図書である。

このレビューは参考になりましたか?
24 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 宮寺良平 トップ1000レビュアー
形式:文庫
 灰谷さんの作品に出て来る人たちの多くは、悲しい過去を持っている。そして、底抜けに優しい。灰谷さんも、多くの心の傷を抱えているのだろう。

 この作品には、悲しいことが一杯出てくるけれども、優しい人々たちの存在で、読んでいるうちに、元気が湧いてくる。

 若くて、悩み苦しみが少なかったときには、灰谷さんの良さがわかっていなかったように思う。今は、一言一言に、慰めを受け、励ましを受けている。
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今再び沖縄を考える
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賛否が分かれる小説はなかなかないといわれます。

わたしの中でも、スゴイと思う反面、賞賛しかねる点もあり、複雑です。... 続きを読む
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『兎の目』の次に読んでほしい本です。
沖縄の戦争については知らなかったのですが、この本で教えてもらいました。戦争の実態や後遺症について。... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: fuuukooo
大好きな本 心が優しくなれます
もう、大好きな本です。
読んでる最中、ずっと心が優しくなれます。
物語に出てくる人みんな良いんです。... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: asazora太郎
子供の教育とは?
私は灰谷氏の著書は、本作と「兔の眼」しか読んだことがないが、
彼の描く子供の教育観には非常な疑問を感じる。
投稿日: 23か月前 投稿者: BIG・PIG
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