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5つ星のうち 5.0
沖雅也は素晴らしい!, 2009/6/25
レビュー対象商品: 太陽にほえろ!1980 DVD-BOX I (DVD)
やっぱり演技も上手くて存在感があって全てのポーズも決まる、スコッチ刑事は最高です。
以前の時の暗さがなくなり明るくなって若手のリーダーとして一係を引っ張っていく頼もしいアニキという感じのキャラクターになりました。
主演作はどれも面白く、冷たく見えて優しさがその裏に垣間見える・・・後のジプシーやデュークもクールな刑事の設定でしたがスコッチと比べると足元にも及びません。
「紙飛行機」「鍵のかかった引き出し」「スコッチ誘拐」はクールでホットなスコッチが楽しめます。そして殿下の殉職では歩きながら煙草を地面に叩きつけて涙をながすスコッチも見られます。
打倒金八のための救世主として出演を快諾した沖雅也はカッコいいです。
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5つ星のうち 5.0
俺天から 再び スコッチへ, 2009/3/23
レビュー対象商品: 太陽にほえろ!1980 DVD-BOX I (DVD)
79年から80年 放映開始以来 一人勝ちだったこの番組が初めて苦戦していた頃、強力助っ人として、麻生キャプテンから 再び 故・沖雅也演じるスコッチが再登場。登場初期は スニーカーとの対立など 初登場時の 一匹狼的スコッチキャラを踏襲していましたが、徐々に「俺天」のキャラの味付けが加わってきます。 スコッチ復帰後 三ヶ月ほどで 藤波弁護士 殿下が殉職(これも新人刑事ではなく、開始以来のレギュラー刑事初の殉職 しかも事故死 本BOXでは このエピソードまで収録)を経て ジュン 神田正輝 ドック刑事登場以来は 若手のリーダー役として コメディタッチの演技もところどころで 見せるようになり、番組も徐々に息を吹き返します。
マカロニ・ジーパンといった初期からのファンはこのあたりの番組の変質から離れていくものの多かったようですが、俳優 沖雅也を語る上で(特に 当時 画面からではとても うかがい知れなかった 沖雅也自身の苦悩も含めて)この作品は 欠かせません。
特典には だいたい主演俳優のインタビューや座談会映像(ボン・ロッキーの場合は オーディオコメンタリーも)が収録されていますが、本作品には それもかなわぬ今…
(前巻になかった 山下真司氏の登場でしょうか。)
マカロニ編から BOX購入して 最後まで行くつもりはないですが、スコッチ殉職までは…
買いです!
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5つ星のうち 5.0
役者だけが太陽の全てではない, 2010/5/1
レビュー対象商品: 太陽にほえろ!1980 DVD-BOX I (DVD)
スコッチ復帰・殿下の殉職にあえて触れずに他の方と違った見方を。
太陽には個人的にお気に入りの監督さんが3人います。
まずは木下亮監督。
沖雅也主演「俺たちは天使だ!」(1979年放送)のメイン監督としても有名で、太陽ではご本人が「血が出るのはあまり好きじゃない」ということもあって、叙情的な作品を撮ることが多いのですが、BOX最初のエピソード「ゴリラ」では俺天よろしくコミカルタッチでつくられています。
というか、もしお手元に俺天の映像があったら見比べて欲しいのですが、セルフカバーか?と思うよな作品です。
特にこの回で使われるギミックが俺天第6話「運が良ければ痛み分け」(
俺たちは天使だ! VOL.3 [DVD]に収録)のものと酷似しています。実は脚本も俺天と同様長野洋氏で、エピソードの最初から俺天で「ゴリラ」と呼ばれていた横谷雄二さんも登場しますし、確信犯的に撮られた可能性は高いです。
1980年最初の作品ということで、娯楽色が強くなっています。
二人目は斎藤光正監督。
元々日活のカラーを持っている方で、演出は大胆かつ繊細です。
そのカラーが遺憾なく発揮されるのが「島刑事よ3部作」の第一作「島刑事よ、安らかに」。
先日見直して初めて気がついたのですが、専門用語ではどう言うのかわからないのですが、魚眼レンズのようなものを使っています。手前がもの凄くアップになり、背景に奥行きが生まれます。色合い・明暗の使い方などまるで映画のようでもあり、それだけでも充分に見応えはあります。
元々殿下の殉職自体が小野寺さんご本人があっさりした最期を希望されていたので、そのために用意された殿下のアクション編だと思いますが、脚本も後の刑事ドラマでリメイクされるなど完成度が高く、その中で小野寺さん自身も全力で走り、殿下の代表作としてあげていい一本になっています。
三人目は太陽中期までメイン監督として活躍した竹林進監督。
人物のアップを多用しながら、その人の心情を浮き上がらせる演出が特徴的です。
実は竹林監督の撮る山さんの「目」が好きで、「密偵」はその最たる回だと思います。
とある現場に立ち、一人推理に浸る山さんの目は美しくもあり、露口さんの演技と相まって山さんの「真実の追求者」としての側面を色濃く映し出します。
山さんのアクション編とも言えるこの回は、クライマックスに効果的にスローモーションが使われます。このアクションシーンでのスローモーションも竹林監督の特徴で、この回は「青春のテーマ」こそかかりませんが、このスローによって山さんの「渾身の一撃」が表現されます。
やはりメイン監督なだけあって、見るものを引き込む演出は素晴らしいです。
役者さん達の演技力も当然必要ですが、それを生かす台本・演出も当然必要です。
この頃の太陽にはその蓄積が多分にあったろうと思います。
一度だけでなく繰り返し見て、その本当の良さを発見することもDVDならではだと思います。