「冬ソナのヨン様」を前提にこのドラマを見ると、その先入観はまず気持ちのよい感動と
ともに裏切られることだろう。
韓国MBCのインターネット視聴からはじまり、もうすでに何度見たか知れないこのドラマ。
通信が不安定でいつ途切れるやも知れない、モロモロの悪画質を写すパソコンの画面を、
食い入るように見つめた。
そのクオリティの高さに感動し、のめりこみ感動した「太王四神記」。
日本ではNHK BShi(放送終了)、そして現在日本語吹き替えでNHK地上波で放送中。
吹き替えはあるが、できれば字幕で、その雰囲気と臨場感を味わっていただきたい。
ペ・ヨンジュンは今現在、このドラマ撮影中に受けた負傷の影響を、その身体に残している。
撮影の完了さえ危ぶまれた状況の中で、彼は最後まで「広開土王」タムドクを演じきった。
新たなる挑戦に胸熱く、完璧を追い求めたペ・ヨンジュン。
その演技は最後まで見るものの心を熱くし、深い感動を与えてくれることと思う。
「太王四神記」の見所は、ぺ・ヨンジュンの魅力もさることながら、ドラマにでてくる
キャストの魅力、そしてCGの素晴らしさもまた語られるべきである。
すべてのキャストの演技がすばらしく、魅力にあふれている。一見難解に思えるストーリー展開も
重さを感じず、ひきつけられていくのは、登場人物たちの功績が大きい。
そしてまた、ドラマ全体に使われるCG、セット、美術品、衣装。これらにはスタッフたちの、
ドラマに対する愛情と意志と情熱が感じられる。
細部にわたるまで徹底された技術に、ドラマは支えられ、これほど見事なドラマができたのだと感嘆する。
できればヨン様ファンでない人に、ぜひとも見てもらいたいドラマだと思う。
このドラマでペ・ヨンジュンは、また新たな「韓流」の流れを築き上げたと私は評価する。