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太平洋漂流実験50日 (フォア文庫)
 
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太平洋漂流実験50日 (フォア文庫) [文庫]

斉藤 実 , 依光 隆
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「海水を飲むな」―世界の定説を信じ、渇きに負けて死んでいった多くの遭難漂流者たちを救いたい。この思いにとりつかれた著者を四回目の漂流実験にかりたてた。1975年10月7日、手製のゴムボート《ヘノカッパ2世号》は、沖縄へ向けサイパン島を発った。とちゅう、台風にあうなど、太平洋上を漂流すること50日、彼は無事に帰ってきた。著者自らの生命を賭けた、感動の冒険記。

登録情報

  • 文庫: 212ページ
  • 出版社: 童心社 (1987/06)
  • ISBN-10: 4494026638
  • ISBN-13: 978-4494026630
  • 発売日: 1987/06
  • 商品の寸法: 17.4 x 11.2 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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形式:文庫
自作の帆付擬似救命ボート「へのかっぱ号」で著者自ら行った漂流実験の記録。

前半は、漂流実験を行う理由となった漁師の生活の厳しさについて。

特に遠洋漁業。航海の費用が大きい、漁獲の値が一定でない、海産資源が減っている、そのため出来る限り遠くまで出かけ、出来る限りたくさんの魚をつんで帰る。荷が重ければ海が荒れたときに船が耐えられる範囲が狭くなる。そして沈没、遭難、海員の死亡。
このプロセスは「パーフェクトストーム」の漁船のメンバーが無理をしたくだりと同じだ。

洋の東西を問わず、漁民は搾取されているのか、と愕然とする。

後半。実際の漂流実験について。
海水1:真水3で海水を希釈した水分を摂取しても害がないことを証明するため、とのこと。

「汗をかくと水分とミネラルが失われるから、水分と同時に塩分も取得しなくてはならない」ことはマリンスポーツ業界でもいまや常識になっているが、この実験の当時はまだ「標準」でなかったのだろう。
著者の実験が元となって、この「常識」が確立したのか。
本の初出は1987年、実験は1975年。

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